すごい人研究所

すごい人になるヒントをまとめるブログ

【スポンサーリンク】

ビリギャルを育てた塾講師がすすめる勉強法

f:id:Megumi_Shida:20190209115456j:plain

ミリオンセラーとなった、ビリギャル(学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話)の著者である坪田信貴先生。その坪田先生が、長年の経験から蓄積させた勉強法について紹介したのが今回紹介する本です。

本書の内容

坪田先生は、「勉強ができないのは、あなたに合った勉強法を知らなかっただけ」と言います。本書では、自分にはどのような勉強法が向いているのか、どうすれば勉強を継続することができるのかについてを紹介しています。この内容は、子どもだけではなく、大人になった方でも活用できるものになっています。

勉強の目的とは

勉強する目的は個人の成長(自分を改善していくこと)と坪田先生は言います。自分を改善させる力は、社会人となっても活かしていけます。坪田先生は、社会人は何を勉強するかを、次のように話します。

(社会人は)自分の属する社会に足りない部分は何かを考えること。そして、それを補う知識や技術を身につけること。これが、「頭の良い人」になるための道なのです。

勉強ができない子どもがいる理由

坪田先生は、勉強ができない人がいる理由は、その人に合った勉強法を知らないだけと言います。

成績が悪い、素行が悪い、要領が悪い・・・そんな子たちを全員まとめて「ダメなやつ」呼ばわりするのです。しかし彼女たちと話してみると、当たり前ですが、一人ひとり個性があることに気付かされます。得意不得意の分野も違えば、性格も、興味の対象も違う。と、するならば成績を上げるための最短のアプローチも一人ひとり異なって当然ではないでしょうか

坪田先生は、私達1人ひとり、違う''土''を持っていると言います。種に相当するのは、課題や方法と言います。土の成分はそれぞれ違い、そのため、育ちやすい作物も違います。学校教育では、「とりあえず全員にイネを植えよう!」としているため、イネに合っていない子どもがダメな子と認定されてしまうのです。

そのため、成果を出すためには、色々な方法(種)にチャレンジしてみて、本当に自分の土壌に適したものかどうかを精査する必要があるのです。

あなたも子どもも、すぐに’’学ぶ姿勢’’に変わる考え方

 坪田先生は「自分は無知・知らない事がある・おバカである」と認めることが、成長への第一歩と言います。

自分にはできないことがあると認めてしまえば、あとはそれをできるようにしていけばいいだけ。そう、おバカを認めることが成長への第一歩なのです。

 逆に、『自分はできる人間だ』『自分は何でも知っている』と思ってしまうと傲慢になってしまい、学ぼうと言う姿勢が全くなくなってしまうと思います。私はこの部分から、『自分はまだまだだ』と思う謙虚な姿勢を持つことが大切なんだと思いました。

テンションの上がる目標の定め方 

目標設定をする時のコツは、「自分が一番テンションが上がる内容」を最大限までイメージすることと坪田先生は言います。坪田先生は、次の質問を生徒や若い人に良く投げかけます。

「神様が目の前に現れて、プラチナチケットをくれたらどうする?」

「このチケットに書いた望みは何でも叶えてあげると言われたらどう書く?」

坪田先生は、この質問からの答えで、その人の価値観の方向性を知ることができると言います。この他、子どもの事を良く観察し、その子の好きな事、わくわくする事を見極めるのも大人ができることだと思います。

本書では、他にも

・夢中になる課題設定

・一生使えるPDCAサイクルの使い方

・タイプ別による勉強法の見つけ方

・勉強を継続させるコツ

などを学ぶことができます。

ご自身や家族の勉強の仕方に悩んでいる方には、お勧めの一冊です。

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

世界に一つだけの勉強法 [ 坪田信貴 ]
価格:1512円(税込、送料無料) (2019/2/9時点)