【スポンサーリンク】

相手の話を集中して聞くために

f:id:Megumi_Shida:20181115111751j:plain

あなたは、どれだけ集中して相手の話を聞いていますか。子どもを叱ったり注意したりする時、子どもの言い分を良く聞いていますか。私は会話中、自分のことを考えてしまい、人の話を頷いて聞いている様子は見せるのですが、殆ど聞いていない時があり、『今何の話してたっけ、、』と困る時があります。

 

会話の場面や日常において、今の状態(会話、作業や仕事)とは違うことを考えている状態のことを、マインドワンダリングと言います。実はこのマインドワンダリングが、私たちの生活の非常に多くを占めており、なんと47%にのぼると言われています(ハーバード大学の行動心理調査)。つまり私たちは、仕事や家事をしている時も、人の話を聞いている時も、以下の例のように、自分主体で思いを馳せてしまうこと、考えてしまうことが多いと考えられます。

 

A「今年は家族でイルミネーションを見に行くんだ~」

B「へぇ!素敵だね!どこに行くの?」

 (そういえばうちも今年はどこに行こうかな)

 (去年の読売ランドは良かったなぁ)

 (今年は仕事が落ち着いてるから休みを取ろうかな)

A「今年は御殿場まで行こうかなと思ってるんだよね」

B「そうなんだ!御殿場のどこに行くの?」

 (そうかぁちょっと遠出するのもいいなぁ)

 (旦那休み取ってくれるかな)

 (今年は素敵なレストラン予約するのもいいなぁ)

A「時の栖ってところなんだけどね・・・・」

 

話をしている時に他の事に思いを巡らせることは、創造的な人間の持つ特性である一方、集中して話を聞き、相手の立場に立って会話をすることができないと言う弱点もあると私は考えています。

例えば子どもが問題行動を起こしたときに、子どもと話をします。子どもが言い訳や事情を話している時の大人の思考は、『子どもをのように叱ろうか』、『どのように言い返したら子どもが反省するか』、『どのように話を導いていったらよいか』などと言ったことに集中してしまうのではないでしょうか。子どもが言い訳をした後、大人側が大人の意見ばかりを伝えてしまって叱っても、子どもは、『結局大人は私のことを何にも分かってくれない』と思ってしまうかもしれません。子どもが事情を話したら、「そっか、〇〇ちゃんは~を大事にしたいと思ってそういうことをしちゃったんだね」と子どもが話したことを復唱することで、大人が話を集中して聞き、子どもの気持ちを分かってあげられることに繋がるかもしれません。

 

自分のことを分かってほしい、認められたいと言うのは誰もが持つ感情だと思います。話し手の立場に立って、集中して話が聞けると、その人の承認欲求を満たすことにもつながり、よりコミュニケーションが円滑になるのではないでしょうか。

 

会話をしているあらゆる場面において、今回ご紹介した『マインドワンダリング』を思い出すことで、『あぁ、今話に集中していなかったな』と気付くきっかけになると思います。ぜひ、マインドワンダリングを頭の片隅に置いてみてください。