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子どもの心を開くには

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子どもが本当に困った時、一番身近であるあなたを頼るためにも、普段何気ないことも笑って幸せに過ごすためにも、お互い心を開き合って何でも言えるような関係性はとても大切だと思います。今回の記事では、私がこれまでに学んだ、子ども(人)の心を開くための方法についてをお送りしますが、一番大切なことは、私達大人が、子どもを対等な1人の人間として向き合うことだと思います。子ども達は、大人から大切にされている、尊重されていると思うことができれば、自然と嬉しかったことも悩みも話してくれると思います。

 

1.子どもの話を真剣に聞く

私が施設で暮らし始めて一番大切にしたことは、『子どもの話を真剣に聞く』ことです。相槌や、ひたすら深堀するような質問をすることで、子どもの心が『私の話を聞いて!』と言う状態になることを期待しています。ここで注意をしたいのは、作業をしながらではなく、きちんと子どもの話に集中をすることです。さらに私は、この会話を経て、子どもについて以下のようなことを分析しています。

①子どもの好き嫌い・興味関心:子どもの好きな食べ物が分かったら、食事メニューに反映させる。子どもの好きなキャラクターを知ったら、お弁当はそのキャラ弁にして、子どもが『自分のことを覚えててくれたんだ』、『自分は大事にされてる』と思ってくれることを期待しています。

②子どもの得意分野:子どもの得意なことを分かっていると、それを伸ばすような声掛けができます。施設には料理が得意な子どもがいるため、その子どもに、職員が作る料理についてコメントをしてもらっています。その子どもが、自発的に発言できるような環境を作ることで(指示だけだと受け身になってしまう)、その子どもの気持ちが積極的になることを期待しています。

 

2.共感・承認をする

私は自身の気持ちに共感されると、『この人は自分のことを分かってくれる』、『この人には自分の話をもっと聞いてもらいたい』と思うことができます。子どもが「~があってね、すごく大変だったんだよ~」と言った時、「そっか、大変だったけどがんばったんだね」と、気持ちや努力を認めてあげることで、自分が認められていると感じる事を期待します。

 

3.子どもに意見を求める

子どもに考えさせるような投げかけをし、その意見を受け入れます。そうすることで、子どもが『この人は自分に質問を投げかけてくれる』『自分の意見を求めている』と、自分を必要としていると感じるよになることを期待しています。

 

4.対等な関係性を意識する

私は、子どもに対してダメなことはダメと伝えますが、それ以外は子どもから教えてもらう姿勢を大切にしています。中国好きの子どもに中国語や文化について教えてもらったり、器用な子どもには『今日の発明』を教えてもらったり、28歳にして高校生が使用するような言葉(やばみなど、くだらないですが笑)も教えてもらったりしています。そうすることで、大人→子どもの一方的な指導の姿勢ではなく、お互いを尊重し合える大人↔子どもの対等な関係を気付くことができると考えています。

 

おまけ.あなたの子どもの一面を見せる

私は敢えて自分の子どもっぽい姿を子どもに見せています。毎日のようにギャグを言ったり、子どもの面倒くさい(笑)からかいにも真剣にからかい返しています。18歳の子どもが、「10個上には思えないわ。。」と引いてしまうくらい、施設での生活を楽しんでいます。あなたが子どもっぽい姿を子どもに見せることで、子どもは、「大人ってそんなに遠い存在じゃないかも」と思い、何でも話したいことを話してくれるかもしれません。

 

児童養護施設の子ども達を見ていて、子ども達にとって、細かいことも口うるさく話してしまうような大人は、子どもから『どうせ話しても無駄だ、否定されるだけ』と心を閉ざす原因になってしまうように感じます。あなたが、是非『この人には話したい』と思えた人をモデルにして、子どもと関わってみてください。