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子どもの背中を押すほめ方

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あなたは子どもが良い行いをしたときに、どのような言葉かけをしていますか。私は、大人が声掛けをする際の『大人の基準』が、子どもの価値基準形成に大きな影響を与えていると考えています。

親から比較をされた子どもの特徴

精神的虐待(弟と比較され続ける)を受け施設入所したお兄ちゃんは、いつも誰かと比較し、それより勝ることが、その子にとっての生きがいのように感じます。いつも、テストがクラスで何番であったとか、〇〇くんよりも足が速かったとか、SNSでフォロワー数が何人に行って同年代の中ではすごい方だとか、誰かとの比較をして喜んでいます。これはあくまで私の意見ですが、人と比較して生きることはとても苦しいと思います。上には上がいるからです。人より上に立つことが幸せの基準であるなら、その人はいつまでたっても気持ちが休まらず、苦しんでしまうと思います。

子どもは親の喜ぶ顔を見たい

子どもにとっては、身近な親の存在が一番大きく、親が喜ぶ姿を見たいものです。一番側にいる存在に自身の存在を認めてほしいのだと思います。この時に大人が褒めた内容が、子どもの頑張る理由になるのではないかと考えています。他の子どもよりも優れていると褒めた場合、その子どもは、周りより優れた人間になることが良いことと判断し、周囲よりも優れることに喜びを感じるのだと思います。

私がお勧めする声掛け

1.努力する姿勢を褒める

子どもがテストで良い点数を取り、その順位はクラスで2番目だったとします。あなたは、子どもに対してどのような声掛けをしますか。「〇〇ちゃん、勉強一生懸命頑張ってたからね、それが結果に繋がったんだね」と、努力する姿勢を褒めることによって、その子は、努力することは素晴らしいことだと思い、努力を楽しむようになると私は考えます。スタンフォード大学の心理学教授の研究によると、努力を褒められた子供は、積極的に難しい事に挑戦できるようになることがわかったのです。

 

2.子どもが大人を助けてくれた時は、感謝の理由を具体的に伝える

『子どもの心のコーチング』著者の菅原裕子さんは、その著書の中で以下のように言っています。

子どもが手伝ってくれたら、子どもをほめないことが大切です。「いい子ね」「えらいぞ」というほめ言葉ではなく、子どもが手伝ってくれたことに感謝し、喜んでください。子どもが親のために働いた時に、親がどう感じたか、気持ちを教えてあげてほしいのです。

ですから、子どもが何かをしてくれた時に、「今忙しくて手が離せなかったから、新聞取ってきてくれて助かったよ、ありがとう」や、「〇〇くんが教えてくれなかったら、今頃気付かなくて大変なことになってたよ、、ありがとう」などと、理由を述べて感謝の気持ちを伝えることで、子どもが、自分は人の役に立てたと実感し、子どもは『人の役に立つ喜び』のすばらしさを学びます。

私は小学校の頃、家を掃除した時に母が目を輝かせて喜んでくれたことが嬉しくて、お母さんに喜んでもらいたい一心で、休みの日は掃除リストを作り、妹達と一緒に朝からお昼をまたぐまで毎日のように掃除をするようになりました。今でも、人の役に立ちたいと言う気持ちが一番のモチベーションになっています。このように、子どもの頃の『褒められ方』は、大人になってからのモチベーションに大きく影響しているのだと思います。

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おまけ:ご褒美や褒めるような関わりをすると

大人がご褒美を与えたり褒める目的は、子どもの行動のコントロールだと思われます(ご褒美をあげるから頑張ってね、と言うように)。そうすると、子どもはご褒美をもらえるか、褒めてもらえるかを気にする人間に育ちます。将来子どもが成長し、社会で働く時に、そう簡単に褒めてもらえたりボーナスをもらえるわけではありません。なかなか褒めてもらえない環境の中で、褒められたい一心の子どもは、モチベーションが持つでしょうか。

 

あなたが声かけをする内容によって、子どもが何をモチベーションにするかが変わってくるため、これからの子どもへの声掛け、是非意識してみてください。