注意・指摘をするときの7つのコミュニケーション方法

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施設の子どもがルールを守ったり、他者への思いやりを育てるために、改善の必要がある場合は指摘をしていく必要があります。しかし子どもの非をそのまま指摘してしまうと、自分を否定されたようでストレスが溜まり(私もそう感じます)、子どもは指摘されたことに集中できなくなります。子どもが自身の課題についての考えに集中できるよう、私が普段大切にしている指摘方法についてをご紹介します。

 

1. なるべく子どもが1人の時に指摘をする

大人数の前で指摘をされると、自分の欠点を他人に知られるようで、恥ずかしい気持ちが大きくなってしまい、指摘内容に集中できなくなってしまいます。またあなたが子どもから、人の気持ちを考えない無神経だと思われてしまうかもしれません。『褒める時は大勢の前で、指摘をするときは個別で』を意識すると良いと思います。

 

2. まず子どもの言い分をきちんと聞く

小さな子どもは何も考えずにいたずらをしてしまうことがありますが、子どもが大きくなるにつれ、その行動の裏に子どもの気持ちや意志があることが増えます。そのため大人は、指摘をする前に子どもの言い分を聞くことをおすすめします。言い分を聞くことで、『大人はあなたのことを分かろうとしているし、大切に想っている』と言うメッセージに繋がると思います。

先日、小学生が宿題をしているのにも関わらず、中学生がテレビを観ていましたが、ヘッドホンをしてくれませんでした。他の子が勉強をしている時は、ヘッドホンをする約束ですが、ヘッドホンを付けない理由を聞くと「ヘッドホンがボロくなってて付けにくくなってるし、聞こえにくくて嫌だから」と言っていました。上司にそのことを相談したところ、新しいヘッドホンに交換することになり、その子どもがヘッドホンを付けないことがなくなりました。

 

3. あなたや他者の気持ちを考えさせる

その子どもが行動が周囲に与える影響を考えさせることで、子どもの視野が広がります。子どもがきちんと考えられる子であれば、「同じことをされたらどう思う?」と考えさせることをお勧めします。他者からの指摘よりも、自身で考えるように質問を投げかけることで、子ども自身で答えを見つけられる練習にもなり、自分で出した意見の方が受け入れやすくなります。「こうされたら〇〇くんは嫌じゃないの?」と言っても、「俺は嫌じゃないから」と突っ張ってしまう時は、「私はこうされたら悲しい気持ちになるよ」と言うあなたの気持ちを伝えてあげてください。

 

4. 良かったことをフィードバックした後で、改善箇所を指摘する

指摘の前に良かった点を伝えることで、受け手は自分のことを肯定されていると感じ、意見を受け入れやすくなります。これは私がマクドナルドでアルバイトをしていた時に教えてもらったことです。世界中、日本全国で展開されているマクドナルドも使うノウハウですから、きっと効力はあるのですね。私も実際に上司からこのように指摘をされた時に、しっかりと指摘を受け入れる気持ちになりました。

 

5. タイミングやテンポを考えて指摘をする

子どもがイライラしている時、調子が悪い時に指摘をしても、子どものイライラは増強されるだけで指摘の効果がなくなってしまいます。私は、特に中高生の難しい女子にはかなりタイミングに気を付けています。楽しく話をしている時に、その流れの延長で「そういえばさ、昨日ごはん食べてる時の・・」と話を切り出します。

また、普段気になる子どもの口癖や食事マナーについては大人が深刻な表情で指摘をするのではなく、「その言い方!前も言ったけど気を付けて」などと気になった時に一言注意で終わらせるようにすると良いかもしれません。

 

6. 指摘よりも、改善案を提示

「ここがダメだった」と言うより、「次からこうしようね」と言う改善案を伝えると、子どもを否定するわけではなく、次回以降の改善案を伝えることができるため、子どもへ与えるストレスが少なくなると思います。

 

7. 改善案をきちんと話し合う

私は幼少期の頃、話し合いで自分の意見を言うことが下手で、自分の意見と言うものをあまり持っていなかったため、大人の指示に従うような人間でした。しかし社会人になり、問題解決のために考え、議論の場で発言をすることの大切さを感じたため、子どもの頃から、議論する大人が側にいてくれることの重要性を感じました。

 

あなたが子どもを指摘する時に、紹介したこと以外で心がけていることはありますか。今まであなたがされて嬉しかった、素直に聞こうとした指摘を思い出して、子どもとコミュニケーションができると、子どもも同じような気持ちになり、自身の問題と向き合いやすくなるかもしれません。