【スポンサーリンク】

協調性を育ませる関わり

f:id:Megumi_Shida:20181219233329j:plain

子どもの思い通りに遊ばせていたら子どもがこうなった

施設入所をして間もない6歳の子どもと、しばらくの間『ごっこ遊び』がブームになった時がありました。その子が師匠、私が弟子で、その子の有利な条件で物語が進められるものでした。また、公園に遊びに行った時も、その子がルールを決めて、その子が勝つような条件で遊びを続けていました。

そのような関係性を続けていると、私がその子と関わっている時だけ、うまくいかないことや思い通りにいかないことがあると、癇癪をおこしたり怒ったりするようになりました。それを上司に相談すると、上司から、私のその子への関わりが不適切であり、遊びの中で子どもが思い通りになるような関わりをしてしまうと、その子が支配的な性格になり、思い通りにいかないと癇癪を起すように育ってしまうと指摘を受けました。

 

子どもに、協調性を育ませるためにできること

子どもに協調性を育ませるには、どのような関わりをしたら良いのでしょうか。大人ができる関わりについては、精神科の先生から『立場を変えた遊びをしてみる』と勧められました。つまり私の場合は、子どもがいつも師匠をしていたため、次は大人が師匠をするように提案をしてみると言うことです。そうすることで、その子も周りの気持ちが分かるようになると指摘をもらいました。その提案をしても子どもが嫌だと言った場合は、「いつもあなたが有利なように話を進めていて楽しくないから遊びをしない」と伝えるのも一つの方法だと言います。そのように伝えると、子どもは『自分の主張ばかりが通用するものではない』と感じるのです。

私が子どもに、立場を変えるように提案をしてみたところ、それは嫌だと言ったため、その子が有利になる遊びはしないようにしました。その関わりをしていくと、その子は思い通りにならなくて癇癪をおこしたり怒ったりすることはなくなりました。

また、他の子どもとたくさん遊ばせることも大切だと思います。特に年上の子は、下の子のワガママは通用しないときちんと伝えてくれ、平等に遊ぶように仕向けてくれます。

また、遊びだけではなく、子どもが他児にひどいことを言ったり暴力を振るって喧嘩になった時に、「〇〇くんは同じことをされたらどう思う?」、「あの子もそんなことされて嫌な気持ちになったと思うよ」と、他者がどう思うかを伝えていくことで、周囲に対する思いやりの心が育まれると考えています。

 

子どもが喧嘩をしたり葛藤している時、大人は動揺せずに、『今いろんなことを学んでいる大事な時期なんだ』と温かい目で見守ってあげたいものです。