子どもから毛嫌いされた職員から学んだこと

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子ども達に嫌われてしまった職員

児童養護施設で、子ども達にかなり嫌われてしまった職員がいました。最終的には、一緒の空間にいたくない、話したくもない、部屋に入らないでほしいと言うレベルにまでなってしまいました。子どもがその職員に一番イライラしていたのは「あの人は人のことを細かく注意するくせに、子どもがその職員に指摘をしても全く聞く耳持たないし、改善しようともしない」とのこと。その職員はいつも「私は子どもに何を言われても自分のやり方を変えるつもりはない」と主張していました。しかし他の職員から見ても、その職員は提出物の期限が守れていなかったり、料理の腕が上達していなかったり、苦手な料理を予習するなどして努力したり成長する姿勢を見せようとはしませんでした。

最終的に子どもは、その職員と会話をすることを諦め、距離を取ってしまいました。私はこの職員を見て『子どもを教え導く立場にある大人こそ、変わり成長しようと言う姿勢が問われる』と言うことを学びました。

 

子どものつぶやきから学んだこと

私が暮らしている児童養護施設では、毎日職員が料理を作ったり、床拭きやシーツのアイロンがけなどをして、子ども6人の生活を支えていますが、子ども達は

「あの職員が床拭きしてるところを見たことない」

「他の職員のシーツのアイロンがけがしわくちゃだったことあるんだよね」

「あの職員の作った煮物、固くて食べれなかったことあるんだよね」

などと言っており、子どもはかなり職員の行動を観察していることが分かりました。

ある時私が料理をしていると、子どもが「志田先生って毎回料理の予習してるよね。その勉強し続ける姿勢すごいと思うよ。味もどんどんおいしくなってるし。」と言いました。私は料理に自信がないため、毎回レシピを調べて紙に書いたりレシピを印刷しているのです。この子どもの言葉を聞いた時、私は『いつも子どもに見られてるんだな』と感じ、身が引きしまる思いになりました。

私は子どもと接するようになって、子どもは、大人が子どもを見ている以上に、大人の言動1つひとつを良く見ているのかもしれないと言うことに気付きました。