私が中高生と仲良くなるために実践していること

f:id:Megumi_Shida:20181227112600j:plain私は、ちょっとしたことで不機嫌になるような子どもだったため、児童養護施設で働く際、子どもとどのように接したら良いのかわかりませんでした。心の葛藤や、気分の浮き沈みが激しい中高生の時期、子どもは大人との距離を取りたがりますが、悩み苦しむことが多いこの時期こそ、しっかりと大人とコミュニケーションを取ることが子どもの成長や安全の確保に繋がると考えています。コミュニケーションを取るためには、子どもと対立せずに、まず仲良くなることが大切だと考えています。そこで、今回は、子どもと仲良くなるために私が試行錯誤したことをまとめました。

1.『聴く』を徹底する

私が子どもの頃に嫌いだったことは、『父親が自分のしたい話を延々と子どもに話す時間』でした。説教や、父親が大好きな歴史の話など興味もなかったし聞きたくもなかった。また施設で、自分の話を長時間する職員は残念ながら子どもから嫌がられています。そのため私は、子どもに聞かれない限り、一切自分の話はしないと決心し、子どもの話を聴くことに徹しました。聴く姿勢を持つと、子どもは楽しそうに話をしてくれます。そして最近は、子どもが抱えている悩みや、嫌だったことを話してくれることも増えてきました。 

2.1人の人間として尊重する

『ビリギャル』の著者で、坪田塾学長の坪田信貴さんは、子どもの良いところを20個書くことを勧めています。どんな子どもでも、いいところ、尊重するところは必ずあるため、良い面を見つめることで、大人が子どもの事を認め、1人の人間として対等に接することに繋がると考えています。私は、子どもの

・素敵なところ

・尊敬しているところ

・してもらって感謝しているところ

を50個書くようにしました。更に、子どもの言動に対して、「〇〇ちゃんのそういうところ素敵だよね」、「私昨日~してもらってすごく嬉しかったんだ」と、感謝の気持ちを言葉にして伝えるようにしています。伝えることで、子どもの言動が人のためになっていると気付くことができ、また自身の魅力に気付くきっかけ作りになると考えています。

3.子どもの大好きなことを教えてもらう

子どもと対等である事を示すためにも、『教えてもらう』姿勢を大切にし、子どもの大好きなことについて教えてもらいます。子どもは、大人よりも時代が進んでおり、最先端を行っていると聞いたことがあります。そのため、子どもから色々と教えてもらうことで、今流行っている事などを知ることもできます。中国のアーティストが好きな子どもからは、その魅力について話を聞きいたり、子どもが勉強した中国語を教えてもらいます。また、化粧が得意な子どもからは、旅行をした時に化粧を教えてもらいました。『教えてもらう』と言う姿勢を取ることで、『私はあなたのことも、意見も受け入れる姿勢を持っているよ』と言う気持ちを伝えることができると考えています。

4.上機嫌でいる

子どもは、大人の不機嫌さに敏感です。大人が不機嫌になると、子どもも引きずられてイライラしたり、すぐに怒る大人には『この人には何を言っても無駄だ』と心に壁を作ってしまう印象を受けます。逆に、いきなり鼻歌を歌ったり、会話中に大笑いするような大人は、子どもから『あの人はいつも楽しそう』と言われ、人気があります。子どもから好かれている上機嫌の先輩を見て、大人が感情的にならないことの大切さを学びました。 

5.ユニークさを持つように心がける

私が子どもの頃、ユニークな大人が好きでした。施設の子どもも、面白い大人が好きなため、できるだけ面白いことを考えて発言したり(ギャグなど)、面白い靴下を履いて、子どもが『楽しい』と思える瞬間を増やそうと努力しています。施設の子どもは私に対し、笑うと言うより失笑することが多いですが、「志田先生面白いから真面目にならなくていいよ」とは言ってもらっています。

子どもと仲良くなるために、私も試行錯誤している最中ですが、子どもと話せないよりは、話せた方が100倍素敵な時間を過ごせると思うため、読んでくださった方の参考なれば幸いです。