すごい人たちの話

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あなたや子どもが『生涯学び続ける人になる』ためにできることとは

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落合陽一さん著書の『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書』。本書から、たくさんの子育てのヒント、自身を向上させるヒントをいただいたので共有させてください。

なぜ学びが大切なのか

落合さんが、なぜ学びが大切かを以下のように述べています。

結局、どんな状況にあっても楽しく学び続けられる人、前提を無視し、ストレスを感じず、常に柔らかな跳躍ができる人が強いということです。人生は学校を卒業してからのほうが長いのです。そう考えると、学生時代を終えた後も、社会にいながら学び続け、学ぶことをライフスタイルとして、新しい知識を取り込めるか、新しい価値を提供し続けられるかが鍵になるでしょう。生活の中にどういった学びを取り入れていけるかを常に考えなくてはなりません。

論語にて、孔子も学び続けることの大切さについて述べています。学び続けること=自身の成長や改善と言うことは、私達が生まれる前から受け継がれてきている事だと思いました。どのような時代にも、学び続ける人は人生が充実すると言うことだと思います。

そもそも、なぜ勉強しなければならないのか

施設の子供は「そもそも古典なんてずっと使う訳じゃないし、勉強しても意味ないよね」と言い、やる気をなくしています。私は「まぁ確かにね、社会人になって、いとをかしなんて言わないし、使うことなんてないよね」と返しますが、落合さんは、勉強することに対して次のように述べます。

「学校の勉強なんて社会に出たらまるで役に立たない」とよく言われますが、その考え方の大きな間違いは、教育にある「コンテンツ」と「トレーニング」という2つの要素のうち、後者のもつ意味を正しく認識できていないことです。学校で学ぶ数式や漢字(コンテンツ)も大事ですが、それ以上に学習する訓練(トレーニング)を怠っていたら、社会に出た時に新しいことを学習する方法がわからずに、自分の経験を使えない人となってしまうのです。

私は本書を読み、学校で勉強する理由は、学習をし続ける力を養うためのトレーニングであり、強く生きるための沢山のヒントを勉強から得ることができると気付きました。

私の好きな教科は数学。中学生の頃何時間でも夢中になって取り組めたのは図形問題で、全国トップの数学問題も余裕で解けるほどでした。数学をもとに、私が考える、社会に出てから役に立つ要素について考察します。

①出されたヒントをつなぎ合わせて謎を解く力

数学には問題文に、答えを導き出すヒントがたくさん詰まっていますそのヒントを答えへつなぎ合わせるプロセスは、前職の研究中に予想通りの結果が出なかった時や、現職で子どもとうまくコミュニケーションが取れなかった時に、なぜうまくいかないのか、どうしたらうまくいくのかを考えるプロセスと同じであることに気付きました。つまり、学校で、ヒントから答えを考え抜く力を養っておくことで、世の中の問題の課題、問題解決のヒント、答えを考え抜く力がつくのです。

②問題を考え続ける集中力

 数学の問題、特に図形問題は、図形にヒント、それから派生するヒントを書きまくると、答えは必ず見出せるため、私は中学生の頃から『絶対に答えがあるから』と思い、答えを探し続けました。これと同じで、私の研究職時代、上手く微生物が培養できない時、その外部環境(日光、培養温度、菌の回収条件、栄養状態など)から、ひたすら答えを導き出すヒントを考え続け、勤務中はもちろん、帰宅後も、通勤中もひたすらに考えていました。そしてある時に、20人以上プロジェクトに関わっている人がいながら、誰一人として考えつかなかった答えをひらめくことができたのです。この、仕事で問題を考え続けるプロセスは、数学の問題を考えに考え続けて答えを発見する答えの道筋のプロセスとかなり似ていることに気付きました

子供が今後を生き生きと生きるために、あなたには何ができるか

一回目の授業など生徒から声があがらないという状況を打破するために、僕はよく、ある魔法のワードを使います。「これは、僕が今、思いついたことだから、正解はないんだけどね」といった前置きをしながら聞くのです。「正解はない」。そうわかると、学生達は安心していろいろな意見を出してくれるようになります。

小学校時代から、答えが合っているか否かがテストの点数や成績に関わると、子供は、大人の納得するような平均的な答えを言いがちだと思います。しかし、大人が、日ごろのコミュニケーションの中で「その考え間違ってるよ」とつたえるよりも、「その考えすごい面白いね!」と伝えた方が、子供の創造力や考える力は養われると思います。子供の考えを否定するよりも、肯定したり、答えは何でもいいんだよと伝える接し方の方が、子供をのびのびと育てられると思います。

どの家庭でも必ずできる、子供を強くたくましく育てる方法

落合さんの親御さんは、幼児教育からの教育ににかなり力を入れていたため、好奇心旺盛の落合さんの成長を助長したと思います。落合さんの家庭だからこそできたことはたくさんあると思いますが、本書では、どのような家庭でも生活環境でも活用できるアドバイスが詰まっています。今回は、あなたが今からでも実践できることについて紹介いたします。

さまざまな世界に触れさせる

幼稚園や小学校の中が世界のすべてと思い込んだままに育ってしまうと、学校が合わなかったりいじめられたりした時に、世界の終わりであるかのように感じてしまうのではないでしょうか。僕は子供には、できるだけ多様な世界観を体験しながら育ってもらいたいと思っています。(省略)親の人脈を生かした学びは誰にでもできることです。お金をかけて高尚な作品を見せることが重要というよりも、親がおもしろいと思うものや得意なことを、子供にどれだけ見せてあげることができるかという観点が大事なのです。

私の友達で、コミュニケーション能力が異常に高く、大手保険会社のロールプレイング大会で数百人いる中でトップになった人がいます。その友達は、幼少期の頃から、母のママ友会、ビジネス交流会に顔を出しており、そこでコミュニケーションスキルを養ったと言います。このことからも、幼少期の環境が、その子どもの能力を大きく向上させることがわかりました。 あなたのコミュニティに子どもを連れて行くことが、子供の大きな成長に繋がるかもしれません。これには殆どお金もかからないし、子供の面倒も見ることができるため、是非お勧めです。

対等な関係である意識を持ち接する

落合さんの父は子供相手でも、「ニーチェを読んでいないヤツとは話ができない」などと言う人でした。

父の仕事柄、家族の会話は時事的な話題が多く、会話からディスカッションに発展することもよくありました。ニーチェを薦めたことからもわかるように、父は子供をあまり子供扱いしない人だったので、議論をする時は揚げ足を取られないように、徹底的に調べて準備をしていました。

 ここから学べることは、大人が、子供を子供扱いせず、対等な関係と思い接することの大切さを教えてくれます。子供も、子ども扱いされずに、対等な関係を求められると、親に追いつくように成長するのだと思います。

子供がきちんと意見を言えるように育てる

大学の講義で、質問や発言がなかなか出ないのは、自分の考えを論理的に言語化し、自分の考えと比較する訓練が足りないからではないでしょうか。子供の頃から論理的な言葉で説明する習慣を、ぜひとも身につけてほしいと思います。そのためには、普段の会話の中で、なぜそう思うのかについて言語化する習慣を作るとよいでしょう、たとえば、子供が習い事をしたいと言い出したら、なぜそう思ったのかきちんと説明させるような質問をするのです。「なんとなくやってみたい」という抽象的な思いを、きちんと他の人に伝わるように、文脈をつけて話させるのです。 

本書では、子供がきちんと意見を言うためにも、大人が子供に適切な質問をして、子供の意見を引き出す訓練をすることの大切さを教えてくれます。子供がこうしたい、これはやりたくないと言った時には、きちんと子供がその理由を言えるように大人が質問をし、答えを導く必要があると思います。『なんでそう思ったの?』『こう思ったのは、~だから?』『じゃぁこれをするためには、どうしたら良いと思う?』などと、大人が子供に考えさせるための質問はたくさんあると思います。

本書では、大人であるあなたが、子供に対してできること以外にも、大人のあなた自身も成長するためのヒントがたくさん隠されています。是非、手に取ってみてください。