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あなたの人生の勝算を上げてくれる一冊

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前田さんが大好きな『ビジネスや勉強』。これらは「正しい方法でやればやるだけ必ず成果が出る。そして再現性が高く、努力次第でいくらでも成功が生み出せる。」と前田さんは言います。前田さんは小学生の頃から、人の何十倍、何百倍もお金を稼ぐ方法や自らの人生についてを考え続け、それらを体系化(抽象化)していくことで、私たちにも分かりやすいように説明してくれています。前田さんは本書で次のように言っています。

この本では、成長ビジネスの勘所について語っており、この本を読めば、あらゆる’’ビジネス’’の勝算が上がると確信しています。しかし、単なるビジネス本は書きたくなかった。この本を手に取ってくれた方が、自分の’’人生’’そのものについて、勝算を持つ。そんな、温かい本を書きたかった。

今回は、あなたのビジネスも人生も豊かにする思考法や、投資銀行で勤めていた時に学んだ、先輩方の言葉について、学んでいきたいと思います。

前田裕二さんについて

前田さんは8歳の時に両親を失い、連続していくつかの逆境を経験しました。その中でもお金に関しては不自由をしたため、自分の不遇な運命を変えるために、とにかく稼いで、お金を持って自由になりたいと強く思うようになります。そこで小6の時に、親戚のお兄さんからもらったギターを使い、弾き語りを始めます。試行錯誤を繰り返し、半年後、多い時には弾き語りで月10万円もの収入を得るようになりました

早稲田大学を卒業後は、外資投資銀行に入社し、入社2年目にアメリカ本社へ転勤。その後、新しい価値を創り出すために起業を検討。就活時に縁があったDeNAの南場さんに相談をしたことがきっかけに、DeNAに入社。そして同年に仮装ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げます。現在はSHOWROOM株式会社・代表取締役社長としてSHOWROOM事業を率いています。

前田さんが小学生時代から続けている思考法

PDCA』を耳にしていることがある方は多いと思います。PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の略語。これを繰り返していくことが、ビジネスにとってとても大切だと言われています。前田さんは小学生時代から、これを繰り返すことで、成果を上げる力を養ってきました。

ストリートライブを始めた前田さんは、

例1.オリジナルソングでは振り向いてくれない

→カバーソングにすることで、立ち止まってくれる客が増えた。(ここから『知らないことより、みんなが知っていることが大切だ』と学ぶ)

例2.ギターにお金が入らず、このままでは食べていけない

葛飾はお金に余裕のある人が少ないのではないかと考え、場所を白金に変更。身ぎれいな女性が多くなったため、彼女達が必ず知っていて、好きな確率が高い曲を歌うように変更したら立ち止まる人が増えた。

この他にも、会話のキャッチボールが成立する領域に入ってもらうための工夫や、通りすがりの人と深い絆を作り、お金を落としてもらうまでのプロセスの試行錯誤(PDCA)が紹介されています。このプロセスはさまざまなビジネスに応用可能と言います。私はPDCAを知っていながらも、これを繰り返し考えると言う作業はしてきませんでした。前田さんは、その圧倒的なPDCAの量により、成功の可能性を格段に上げているのだと思います。

先輩から学んだこと

前田さんが投資銀行に勤めていた時、先輩の背中から学んだことの1つが、『当たり前のことを圧倒的なエネルギーでやり続ける』と言うこと。

実はどの分野でも、基本中の基本をやり続けている人は、意外と多くない。何か特別なことをする必要はなく、当たり前を徹底的にやり続けるだけで、他の人とは圧倒的な差がつくんだと、この時に知りました。

どんなに夜遅くとも、朝5時には会社にいて、誰よりも仕事をする。アメリカ駐在時も、同僚が1日かかる仕事を、前田さんは午前中に済ませています。チーム5人で稼ぐ売り上げを、全て1人でしてしまう 仕事量。そしてその熱意。前田さんのモチベーションが高い理由は、『それをする理由(志や野望)』をはっきりさせているためだと思いました。やる理由を誰よりも考え、明確化している。メモの魔力で詳しく書かれているように、前田さんが熟考に熟考を重ねているためだと思います。

誰よりも場を盛り上げる先輩から学べること

銀行での営業時代、全く電話営業に出てもらえなかった前田さんが、トップ営業の藤井さんにどうしたら電話に出てもらえるのかと聞いたところ、藤井さんはその日から前田さんを夜の街に連れ出しました。毎晩のようにおこなわれる接待で、とにかく率先して周りを盛り上げる藤井さん。お客さんは「藤井さんは面白いな!」と毎回大喜びしている状態。ある時、藤井さんが前田さんに次のように言いました。

「前田よ、仕事を舐めるな。お前は株を勉強して、お客さんに投資判断のアドバイスをすることが仕事だと思っているだろ。まったく違う。仕事は、ゲームだ。ゲームで勝つにはルールがある。そのルールをお前は、ちゃんとわかっていない。だから成果が出ないんだ」

この指摘があり、前田さんは嬉々としてバカを演じきるようになったそうです。翌日、一緒に飲んだお客さんに電話をしたところ、次々と電話を取ってくれるようになったと言います。自分をさらけ出す事ができる人にコミュニケーションの扉は開くと言うことを学びました。

また、私は藤井さんの『ゲーム』と言う言葉に衝撃が走りました。最近、仕事の事、プライベートのことで落ち込むことばかりでしたが、そもそも仕事も人生もゲームと考えればいいんじゃないかと思ったところ、イライラや落ち込みが吹っ切れました。一度きりの人生だから、ゲームみたいに楽しめばいいやと思ったのです。ゲームだったら強敵(上手くいかない事)に対しても、落ち込まずにどうしたら良いか楽しめる。ゲームだったらキャラクターに嫌味を言われてもイライラしない、何でもワクワクできると思ったのです。イライラや落ち込みで悩んでいる方は、大好きなことやゲームに置き換えて考えることで、気持ちが楽になるかもしれません。

本書では、絆の大切さ、努力の大切さ、人生という壮大な航海において「コンパス」を持つことの大切さについて学ぶことができます。それ以外にも、今回紹介したように、前田さんが約30年間で蓄積させた人生を豊かにするヒントが詰まっていると思います。お勧めの一冊です。

 

 

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