本書からは、堀江さんの大学時代から、会社を立ち上げて稼ぐようになるまでのお金やビジネスに関する話が紹介されています。今回は、私達が成長し、稼げるようになるためには何が必要かを学んでいきたいと思います。
私たちのマインドセットが変わる、堀江さんの言葉
堀江さんは、世の中は常ならずだから、数年後には大金持ちになっていることもある。「上」に行ったときの気持ちよさを知っているから、まだ先がある事を知っているから、無常のなかにもフロンティアが見えていると言います。また、作家の本田健さんは『私たちは、現状にある程度満足しているから、成長したいと思わず、変わらない人が多い』と言っています。
私達が生きる今は、数年前は無名だったのに、さまざまな形でお金を稼いだりヒットしたりする人など、私たちのモデルになる人はたくさんいます。『次のステージ』に進んだ人たちが、どのような活動をし、どんな人に会って、どんな楽しいことをしているのかをSNSや本などでリアルに知り、魅力を感じることで、私たちも『次のステージへ行きたい』と思えるきっかけになるかもしれません。
アルバイト・就職は搾取の対象
〇雇われる=搾取の対象
大学時代、月に30-40万円アルバイトで稼いでいた堀江さんが実際に会社を経営してみると、「こんなに貰っていいの?」と思うことばかりだったそうです。自身で稼げるようにならない限りは、搾取の対象になることに気付いたのです。
〇雇われることのデメリット
また私が雇われてみて思ったことは、縛りが多く、自由な考えでチャレンジすることも難しいとも思いました。職場では、提案をし続けても煙たがれる福祉の現場を目の当たりにしました。上司や働く人も選ぶことができない。経済的にも、精神的にも自由になって、本当にしたい事をするためには、雇われの身では難しいと気付きました。
成長し、稼げるようになるために堀江さんが実践したこととは
堀江さんが経営していた会社の明暗を分けた瞬間は、堀江さんが『来年までに株式公開を必ずするぞ』と決意した瞬間です。その時、次に何をしなければならないかが明確になったと言います。大きな目標を決めてしまうことで、その目標に向けて足りないことが明確になったのだと思います。
チャンスに気付いた者勝ち
〇堀江さんの人生を大きく変えた瞬間
堀江さんは1994年の暮れに、バイト先でインターネットに出会い、大きな衝撃を受けました。「これは情報通信革命をおこすメディアだ」と直感しました。
””これからは年齢や経験を抜きに同じ土俵で勝負ができる、このチャンスを逃してはいけない」と、大学をやめ、友人とベンチャーを立ち上げたそうです。
堀江さんは、””巡ってきたチャンスに気づくかどうかによって、人生は大きく変化する””と言います。
〇チャンスに気づけるようになるには
堀江さんのように、チャンスに気づけるようになるためには、常に『稼げるようになりたい』、『自分にしかできないことをしたい』などの志を持ち、アンテナを張っていることが大事だと学びました。
経営者や金持ちに興味があって、常に稼ぐことを考えていた知人は、数年経った今、何個もの会社を経営しています。また私は前職で『海外で働いてみたい』『会社の皆から認められて、仕事を任されるようになりたい』と思っていたことや、これまでに『こうなりたい』と強く思い続けていたことは、殆どと言っていいほど達成していることに気付きました。
ですからあなたも、『こうなりたい』と思い続けることが、チャンスを掴むきっかけを増やすことに繋がるのかもしれません。