イベントを大事にする私の家族
私が幼い頃から、母は色々なイベントを大事にしていました。例えば豆まき。母が大きな段ボールにたくさんのお菓子を用意して、子どもみんなの前で『福は内!』と言いながらお菓子を撒きます。子ども達は必至でお菓子を集めて、姉は身体全体を使ってかき集め、末っ子はあまり集められなくて大泣きしたり、それを見て家族は大笑い、そんな思い出があります。クリスマスの時はそれぞれがプレゼントを用意して、プレゼント交換をしたりビンゴをしたりしていました。
しかし年齢を重ねると、予定も合わなくなり行事はなくなっていくものだと思いますが、母が風習やイベントを大事にするのを私の姉妹は引き継ぎました。
姉は、母の誕生日には毎年ケーキやお寿司を買ってお祝いしてくれます。妹だけではなく、皆が、家族内のイベントや特別な日を大事にしたいと思っていることに、最近気が付きました。
風習について思うこと
社会人になりたての頃は、『風習はそこまで大事ではないのではないか、やる意味あるのか』くらいに思っていました。しかし家族とのイベントを振り返って、皆がその時間を大事に想い、家族を大事にして過ごす時間を振り返って、風習やイベントを大事にすることって、あたたかいものだな、と思いました。