息子さんが本を読むようになった経緯
最初に息子さんが読んだ『かいけつゾロリ』は、絵がメインの本でしたが、友人がひたすら本を借り続け机に置いておく作戦を続けることで、次第に文字だらけの本も読むようになったそうです。
友人のたゆまぬ努力
友人は夏休み前になると、前年の『読書感想文で読まれた本』を図書館から借りまくり、テーブルの上に置いておくそうです。本は読んでもいいし、読まなくてもいいと言う雰囲気だそうです。
また息子さんが小学校高学年になったため、最近は歴史の漫画を借りてきて、そのシリーズが終わるとまた別のシリーズも借りてきて。。と言うことを繰り返しています。
友人のすごいところ
友人のすごいところは、子どもが興味を持ったタイミングを見逃さなかったことと、環境を提供し続けていることだと思います。
この息子さんが、まだ本を全く読まない時期は、大人としては悶々としていた時もあったそうです。しかし誰しも、自分が興味を持たない状態で周りから何を言われようとも、やりたくないもの。友人は、子どもが興味を持つタイミングをじっと待ちました。
なぜ息子さんが本を読むようになったかを考察
息子さんが本を読むようになった理由の1つは、『本=好きな事』と言うイメージがついたためだと思います。息子さんが大好きなかいけつゾロリから入り、活字だらけの鬼滅の刃の小説も読んだそうです。
また、友人の強制しない雰囲気も大切だと思いました。例えば熱中するゲームでも、『今日は何時間やれ』、『今日の目標はレベル〇〇』と決められると、好きなゲームさえも嫌になると思います。それと同じように読書を強要されると嫌な気持ちになりますが、友人は『読んでもいいし、興味なければ読まなくてもいい』と言うスタイル。自由を与えられていることが、息子さんにとって窮屈にならずにいいのかなと思いました。
あとは、息子さんが親である友人の姿勢を見ていることも大きく影響しているのではないかと思いました。忙しい中、自転車をこいでまで図書館やゲオに行ってくれる友人。また友人自身も読書が好きなので、息子さんもその姿勢に影響されているのではないかなと思いました。私も友人のように、姿勢で示せる大人になりたいです。
あと、友人の旦那さんもその行動力には感服していて、私の前でも「この行動力はすごい」と言っていました。このように旦那さんが妻の行動を認めたり尊重しているところも、行動が続く一因ではないかと思いました。