今回は鈴木祐さんの『超ストレス解消法』を参考にしています。鈴木さんは、年に5000本の科学論文を読み続け、雑誌やウェブで最新の健康科学の執筆を手掛けている凄腕の方です。たくさんの科学的に効果のあるストレス対策法の中から厳選された対策法が、本書に紹介されていると言うことになるのだと思います。
今回は、ストレスに対処するための『コーピングレパートリー』についてを学んでいきます。
コーピングの語源は対処すると言う意味です。コーピングについては、ガネしゃんさんのブログで初めて知りました。
なぜコーピングレパートリーが良いのか
ストレスの対処方法を列挙することがなぜ良いのかについては、ガネしゃんさんの記事に示されているように、『私は(ストレスに)対処できる』と言う認識が芽生えることが大きいと考えられます。それにより安心感が生まれ、ストレスの原因が訪れた時も安心して対応できるようになります。
また、ストレスに直面した時に具体的な対策を確認できることで、適切な対処法を見つけることが可能となることが、コーピングレパートリーの役割だと思います。私がストレスに直面した時にパッと思いつく対処法を考えると、①その場から距離を置く、②風呂に入る、③休む、④話を聞いてもらうくらいしかありません。しかし何十個、若しくは百個以上の対処方法をその時に確認することで、対処の幅が広がります。私は鈴木さんの本を読んでから、どんなことにストレスを感じやすいか傾向が見えてきたので、それぞれに対する対処法を考えていきたいと感じました。
むすび
今回は、コーピングレパートリーについてを学びました。私は普段持ち歩いているノートがあるので、それに対処法を記入して、ストレスを感じた時にいつでも見ることができるように対応したいと思いました。
参考にさせていただいた本
超ストレス解消法(鈴木祐さん著)
鈴木さんは、『この本の最終ゴールは、心がどんなダメージを受けてもすぐに立ち直れる無敵のメンタルを手に入れること』と説明されていますが、1400円+税の値段で、無敵のメンタルを手に入れられるのであれば、これは熟読し実践するしかないと思いました。今回から数回に分けて、私が特に気になった内容を紹介していきますが、本書が気になる方は是非手に取って読んでみてください。