上手く行かなかったダイエットクラブ
母、妹、私で結成した、ゆるい雰囲気のダイエットクラブは、①毎日体重を送り合うと言うことと、②夕食だけは気を付けるために写真を送り合う、と言うことを決めて取り組んできました。他人から見られていると言うことで、やる気アップをさせるホーソン効果を狙ったものであります。
しかし2年くらいずっと体重は変わらず・・むしろ増加することもありました。おそらく目標を決めても、1か月でマイナス2キロ、3キロと言う感じで、到達できるか分からない目標だったと言うのが、達成できない大きな原因だったのかもしれません。
ダイエットの方法を変えた
そこで今回は、達成可能な低い目標を設定する(マイナス1キロ)と言うことと、達成できた場合は、それぞれにご褒美のプレゼントを贈り合おうと言う話をしました。
新たな決意で取り組んだところ、私達の一か月間の行動は今までとは違いました。妹は食物繊維を多く摂るように気を付け、母も食事、運動(ラジオ体操)を気をつけました。また私は、散歩と、夕食の量を気を付けるようになりました。
妹は便通が良くなり、母は『痩せた?』と言われたそうです。私も足が細くなった感じがします。足が組みやすくなりました。
おそらくこの1か月は、ハードルの低い目標で、それぞれが『これなら達成できるかも』と言う気持ちになったのと、ご褒美のためにみんなで頑張ろうと言う気持ちになれたのだと思います。
目標達成のポイントSMART
目標達成のポイントで、SMARTと言うキーワードが大事、と言うことを聞いたことがある方がいらっしゃると思います。要素1~5の英語の頭文字を取ったものです。
◆要素1:Specific(具体的に)
誰が読んでもわかる、明確で具体的な表現や言葉で書き表す
◆要素2:Measurable(測定可能な)
目標の達成度合いが本人にも上司にも判断できるよう、その内容を定量化して表す
◆要素3:Achievable(達成可能な)
希望や願望ではなく、その目標が達成可能な現実的内容かどうかを確認する
◆要素4:Related(経営目標に関連した)
設定した目標が職務記述書に基づくものであるかどうか。と同時に自分が属する部署の目標、さらには会社の目標に関連する内容になっているかどうかを確認する
◆要素5:Time-bound(時間制約がある)
いつまでに目標を達成するか、その期限を設定する
ここで私達が目標に向けて頑張れたのは、要素3の『達成可能な』と言う部分と、要素
5の『時間制約がある』と言うこと、1か月を区切りにしたことだと思います。
むすび
2年間何の変化もないダイエットクラブでしたが、方法を少しずつ変えることで、前進することができました。母も妹も私も、食べることが大好きで、なかなか痩せることが難しかったのですが、そのなかでも、みんなで応援し合い、上手く行けたと言う体験をすることができました。7月も、また更に1キロを減らす、と言う目標を立ててダイエットに取り組んでいます。
1人でダイエットが難しければ、何人かで応援し合いながらおこなう、ダイエットクラブを始めてみるのも良いかもしれません。
私は母と妹とで、毎日ダイエットのために連絡を取り合っているのですが、私にとっては、この連絡が、家族との繋がりを維持できている宝物だと思っています。
連絡の中で、『今日もがんばろうね』とか、『一日おつかれさん』と言い合える毎日って、お互いの日々を応援、祝福しているようで、私はこのやり取りが大好きです。今は感染症対策のため家族に会えないのですが、私にとって毎日のこのメッセージのやり取りは、心の支えになっています。