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子どもの価値観が気になる場合どうしたら良いのか -親業から学ぶ-

今回は、心理学者トマス・ゴードンさんの書かれた『親業』と言う本を参考にしています。親業からは、子どもへの関わり方について学ぶことができます。

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子どもにも人権があり、自由があることを忘れてしまう原因は?

友達や別の家の子どもがどんな髪型をしようが、どんな服装をしようが気にならないと思いますが、自分の子どもになると気になってしまう。トマス・ゴードンさんは、その一因は親が子どもを『所有している』と思ってしまうからと言います。親が子どもを形を作り、心情を教え込み、修正、コントロールし、洗脳するのは当然と考えるとも言います。

そう思ってしまうのは、子どもが何もできない乳児の頃から、親は一生懸命に育ててきたからだと考えられます。自分のこと以上に大切に想っていると言う気持ちがある反面、子どものことを自分事として捉えてしまい、細かいことにも干渉してしまうと思われます。

私も、とても大切に想っている子どもに対して、小さなことをしつこく言ってしまい、子どもを困らせてしまったことがあるので、もしかしたらこの感情は、多くの親が持つ感情なのではないかと思いました。

子どもは成長する中で、自分の価値観を形成し、好きなものを見つけていきます。その過程で、親が、子どもの価値観や好きなものは子どもの人権であり、はく奪できない自由であると認め、子どもを独自の人生、生活を持つ、自分とは別の独立した一個の人間と見ることが大切だと言います。

子どもに注意をしたい時に気を付けることは

トマス・ゴードンさんは、子どもに注意をするのは、親に直接影響がある時だけにとどめた方が良いと言います。それは、大人でも同じだと思いますが、他者に迷惑がかかっていない限りは行動を変えようと思わないからです。それなのにしつこく注意をされると、反発したり距離を置きたいと言う気持ちが強くなります。

一方自分の欲求の邪魔になる行動を子どもがしている場合は、私メッセージ勝負なし法により気持ちを伝えていく必要があります。

ただ、子どもの生活習慣を整えさせることや、ご飯をちゃんと食べることは、親の役割でもあると私は思います。これらは子どもの健康状態に大きく影響するからです。もちろんそれぞれの価値観はありますが、生きるために必要なことだと思う場合は、伝え続ける必要がある場合もあると思います。

親の価値観を教えることはできるのか

トマス・ゴードンさんは、『子どもは親の行動や言葉に触れながら、親の価値観を学んで育つ』と言います。その際に、口で言うだけではなく、自ら行動で示すことが大切だと主張しています。

確かに、子どもの部屋は綺麗に掃除しなさいと良いながら、親がリビングや台所を汚くしていたら、子どもには響かないと思います。お酒は健康に悪いと子どもに伝えながら、毎日楽しそうに晩酌している親を見たら、子どもは悪影響以上のメリットがあることを学びます。

 むすび

親業を知り、 私が子どもに細かく言い過ぎたことを振り返ることができました。子どもも、人権を持った一個人として尊重する姿勢を持ち、関わっていきたいと思います。

参考にさせていただいた本

親業(トマス・ゴードンさん著)