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なぜ他人と比較してしまうのか

今回は、茂木健一郎さんの本『幸福になる「脳の使い方」』と言う本を参考にしています。

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まだミラーニューロンの話を完全に理解していないのですが、ミラーニューロンのおかげで、①人のことを自分事として捉えることができる⇨②頭の中に自分事と他人事の2つの事象が現れる⇨③比較して自身の立ち位置を判断する、と言う流れなのでしょうか。

他者との比較は至るところでおきる

学生の場合の比較と言うと、テストの結果や偏差値、出身学校、または部活の成績から優劣を判断することができます。そして社会人になると、実績、給料、貯金額、就職先の会社名、住んでいる場所など、様々な条件から優劣が判断されることがあります。

比較の良い捉え方は、例えば記録的な結果を出したスポーツ選手や、努力を積み重ねて大人気の作品を作り上げた人などは、優劣を判断したり評価する人がいる社会のおかげで、その人の成果が輝き、賞賛されることもあります。そして評価が上がると、様々な仕事の話も得られていくことが予想されます。時には比較がその人の人生を良い方向へ導いてくれます。

しかし比較が幸福ばかりをくれるかを考えると、時には『劣っている』と感じ辛くなり、また人を蹴落としてでも優位に立ちたいと考え続けることは、安心して満足できることは難しくなります。

比較をどのように活かしたら良いか

上述しましたが、比較は『独自性、ユニーク性』で見つめることで、自分にしかないと思うことを見つけることができ、それにより自信がついたり、勇気が湧いてきます。

私は進学先の大学を決める時、何となく自分がは入れそうなところを決めていました。しかしその大学で出会った友達は、私よりずっと勉強ができたのですが、『この大学は〇〇と〇〇が学べる唯一の大学だから進学を希望した』と私に説明しました。そして就職先を決める時も、さまざまな会社を見る中で、『この会社にしかできない事があるから』と言う思いを持ちながら就職活動をして、見事その会社へ就職しました。

私はこの友達の様子を見て、物事の選択をする時も独自性を考慮して判断することで、迷いがなくなると思いましたし、納得した選択ができるのではないかと思いました。

先日ネエさんが、ご自身の旦那さんを選んだ理由について触れていました。

kyobachan.hatenablog.com

このネエサンの話が心に残っています。私はなぜ今の交際相手を選んだのかなと。私も付き合う人や人生の選択をする時に、『こう言う理由だから、これに決めた!』と、それにしかないものを意識をすることで、納得し、満足した人生を歩んでいけるのではないかと思いました。

むすび

茂木健一郎さんの本から、比較は人が当たり前に持つ思考だと知りました。これを知ってから、『あ、自分は比較してるな、でもこれは人間が当たり前に持つ感情だから』と意識することができ、結果や比較に囚われすぎないようになりました。

これを読まれた皆さんも、是非、独自性やユニーク性を意識してみてください。

参考にさせていただいた本

幸福になる「脳の使い方」