これまで認知症の種類や予防方法などに触れてきましたが、認知症については今回が最終回となります。『脳寿命を延ばす -認知症にならない18の方法』と言う本を参考にしています。
ちなみに私は、散歩中に様々な家の外観や車などを見て、『この人たちはどんな暮らしをしているんだろうな』と想像するのが好きです。家の中までは覗きません。
脳の健康のためには、意欲が大切
脳の健康は、意欲がどれくらい強いかに左右されるそうです。意欲が活発になると、脳の神経細胞が活性化し、代償機構やネットワークを維持させることができ、脳寿命を延ばすことにつながります。
意欲を維持するためにはどうしたら良いのか
意欲は、①自分から進んで取り組むことによって出てくる場合と、②周囲から期待されることによって出てくる場合があります。
①の、自分から進んで取り組むためには、好きなことや新しいやりがいを見つけたり、意欲を持てる対象を新たに探す必要があります。Bliss_Blinkさんの『脳が老けない方法』がとても魅力的だと思いました。
ノリでいろいろなことに挑戦すること、若い人の話を聞いてその感性を学ぶことなど、その考えがとても参考になりました。私は毎日のルーティーンから外れたことがかなり苦手で、交際相手からドライブに誘われることすらあまり乗り気がしませんが、いざ行ってみると、新しい発見や楽しい時間に巡り合うことができます。『めんどうくさいな‥』と思った時こそ、ノリを意識して参戦してみようと思いました。
そして2つめの意欲を湧きたてる方法は、周囲からの期待。これは受け身ですが脳を刺激するそうです。居場所を与えられることや、他人から得られる評価によって意欲が沸くそうです。
そして意欲を支えるキーワードは、前述したように『楽しむ』と言う感情。何事も楽しむと、ワクワクして色々な事を考えたり『あれもしてみよう』『これも挑戦してみよう』と行動量も増えます。今取り組んでいる仕事でも、家事育児でも、何か楽しめることはないかと意識するだけでも、脳への影響は変わってくると思いました。
むすび
これまで認知症の原因や予防対策について学びました。認知症について知るまでは、『年を取ったら認知症になってしまうのかな』くらいに思っていたのですが、本を読んでからは、認知症を予防したり、脳寿命を延ばすことがある程度は可能であることを学びました。生活習慣病予防、睡眠、運動、意欲（楽しむ）など、予防の仕方を知り、私は生活習慣を改めることと、身体づくりとノリを意識していきたいと感じました。
参考にさせていただいた本とサイト
脳寿命を延ばす 認知症にならない18の方法（新井平伊さん著）
これまでに紹介した以外の認知症予防の方法についても紹介されていますので、興味のある方は是非ご覧ください。
