すごい人研究所

すごい人になるヒントをまとめるブログ

【スポンサーリンク】

親業とは -親の姿勢で大切なことから、実践までのまとめ-

f:id:Megumi_Shida:20210527074141j:plain

これまでこのサイトでは、心理学者トマス・ゴードンさんの書かれた『親業』について学んできました。親業とは、親がどのように子どもに接することが好ましいのかと言う方法を示したものです。今回は、これまで学んできたことを振り返り、私自身どのような変化があったのか考察していきたいと思います。

親の姿勢で大切なこと

次の記事では、親が1人の人として、自分の感情を大切にしても良いと言うことを学びました。親だから寛大でなければならない、我慢をしなければならないと思うと、自身の気持ちを抑圧し、抑えきれなかった怒りなどの感情が子どもに伝わる可能性があることを知り、私自身も人としての感情を大切にしていきたいと思うようになりました。

www.kakkoii-kosodate.info

自分の気持ちを他者へ伝えるためには、わたしメッセージを用いることができます。

www.kakkoii-kosodate.info

子どもを1人の人間として尊重する

親業では、子どもを一個人の人間として尊重することの大切さを伝えています。

次の記事では、子どもに指摘をする時に、対等な人間関係を意識することで、子どもを尊重した上で話ができるようになることを学びました。『大人に伝えるように』を意識するようになってから、子どもに厳しく言い過ぎることが減ったように感じます。

www.kakkoii-kosodate.info

また、子どもの価値観は親と違う場合がある事を踏まえ、親が迷惑だと感じない限りでは、子どもの価値観を尊重することが大切であることも学びました。

www.kakkoii-kosodate.info

そして、親自身が自分の欲求を満たすこと、親子関係以外の関係を大切にすることで、子どもへ期待しすぎることを防いでくれることも学びました。

www.kakkoii-kosodate.info

また、ほめることのデメリットについても学びました。

www.kakkoii-kosodate.info

子どもの心を開く関わり方

子どもに受容を伝えるための最初の心構えとして、親が干渉しすぎないことの重要性について学びました。時には『何も言わない』『何もしない』ことが、子どもが受け入れられていると感じることに繋がる事を知りました。

www.kakkoii-kosodate.info

それと同じように、相槌を中心に話を聞くことで、子どもが受け入れられていると感じるようになることを知りました。

www.kakkoii-kosodate.info

そして、より子どもの気持ちを汲み取る『能動的な聞き方』についても学びました。子どもは気持ちを受け止めてもらうことにより、安心することができ、自身で解決策を見つけることができるようにもなります。また気持ちを受け止めてくれた人からの愛情を感じることができます。

www.kakkoii-kosodate.info

親子間の意見が対立した時の対応

親子の意見が対立した時、親か子のどちらかが勝つ方法は、両者にとって好ましくない事を学びました。今まで私は、この勝負がつく方法で子どもと関わっていたので、その関わり方を改めるきっかけになりました。

www.kakkoii-kosodate.info

そして勝ち負けではない、勝負なし法と言う方法があることを知りました。人は生きていくうえで、欲求や価値観の衝突は避けられませんが、親が勝負なし法を導入することで、子どもは、衝突に対処する方法について学ぶことができます。

www.kakkoii-kosodate.info

親業を学んだ後の変化

児童福祉分野で働いている私は、子どもとの関わり方についてとても悩んでいました。子どもに厳しく言い過ぎてしまったり、それによって関係が悪くなることがあり、困っていました。

しかし親業から、好ましい関わり方を学んで、子どもに対する姿勢や考え方が変わりました。まず、子どもを1人の人間として尊重できるようになり、そのおかげで、伝え方が丁寧になりました。1人の人間として尊重できるようになったので、子どもの話を色々聞きたいと言う気持ちが強くなり、会話も弾むようになりました。私にとっては大きな収穫でした。1冊の本の出逢いで、自身の考えや言動が良い方向に変わることができて喜びを感じています。親業は、なかむらみかさんから教えていただきました。大きな学びのきっかけをいただいたこと、心から感謝いたします。

tearsmile24.hatenablog.com

参考にさせていただいた本

親業(トマス・ゴードンさん著)