今回は『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』を参考にしています。この本は、ADHD(落ち着かない、衝動的)の子どもを育てる親だけではなく、子どもの行動にストレスを抱える親にとって役に立つ解決法が紹介されています。本書には対象年齢が2歳~12歳と記されていますが、子どもの発達段階や対応方法によっては高齢児でも活用できるものもあります。
今回は、これまでに本書から学んだことを振り返っていきたいと思います。
子どもの問題行動が多いのは親の〇〇のせい? -ペアレントトレーニングから学ぶ- - すごい人研究所
子どもの行動を変えるための第1ステップは、行動を分類すること -ペアレントトレーニングの本から学ぶ- - すごい人研究所
子どもの行動を変えるための第2ステップは、ほめること -ペアレントトレーニングから学ぶ- - すごい人研究所
子どもをほめる時のポイントとは? -ペアレントトレーニングから学ぶ- - すごい人研究所
ほめることの効果とは? -ペアレントトレーニングの本を読んで考える- - すごい人研究所
子どもの行動を変えるための第3ステップは『無視をすること』 -ペアレントトレーニングから学ぶ- - すごい人研究所
子どものしてほしくない行動を『無視』するための極意とは? -ペアレントトレーニングから学ぶ- - すごい人研究所
ほめることと無視の組み合わせの練習方法 -ペアレントトレーニングから学ぶ- - すごい人研究所
きょうだいがいる場合はどのように『ほめる』と『無視』を使っていくのか -ペアレントトレーニングから学ぶ- - すごい人研究所
子どもの協力を引き出すための方法 -ペアレントトレーニングから学ぶ- - すごい人研究所
子どもに制限を与える方法 -ペアレントトレーニングから学ぶ- - すごい人研究所
これまでに『ほめること』と『無視』を中心に、子どもへの関わり方についてを学んできました。私は施設で発達に偏りのある子どもを担当していますが、ペアレントトレーニングの関りを意識するようになってからは、してほしい行動が増え、子どもが自分で考えて、主体的に動くことが増えたように感じています。
それにより、私のストレスも軽減し、お互いに気持ちよく生活ができるようになったように感じています。
重度知的障害、自閉症のお子さんを育てるpapaさんは、今回の方法に対して『この方法は年月はかかるが、効果の出る方法である』とコメントをくださいました。papaさんは、大切なお子さんの生活や自立のために、関わり方を模索し続けて奮闘されてきている方ですから、実践で本当に活用できる方法なんだと思います。
また研究職ママさんは、反抗期のお子さんに対してこの方法を活用されているそうです。私は、まさか反抗期のお子さんにもこの方法が活かされるなんて思っていなかったので、とても大きな気付きになりました。反抗期は、子育ての中でかなり難しい時期に当たると思うので、その時期にも活用できるとは驚きでした。
selfmanagementforkids.hatenablog.com
むすび
ペアレントトレーニングについての学びを発信した時に、『ためになる情報』、『子育てに活かしてみたい』などと言うコメントをいただき、またペアレントトレーニングを実践してこんな変化があったと発信してくださる方がいました。
私自身が悩んでいた子育てについて、学び発信したことが誰かのためになっていると言うことは、何よりも嬉しいことだと感じました。