今回のまとめ記事は、月経前症候群(premenstrual syndrome :PMS、以下PMSと略します)について。女性が生理前に精神的・身体的に辛くなる症状の事を言います。
男性が心身共に調子の悪い女性の事を見て、『何で女性は感情にムラがあるんだ?』、『生理痛で辛いなんて、自分の身体なのに、コントロールできないの?』と思われることも多いのではないかと思います。
女性の不調の一因にPMSがあるので、PMSと言う言葉が初耳の方は、是非、これを機に読んでみてください。
男性の認知度は1割
PMSの男性の認知度は、1割だそう。私がPMSを知ったのは20代後半ですから、女性でも知らない人は多いのかもしれません。
毎月、女性ホルモンが大きく変わることで起きるPMS。私の場合は、激しい落ち込みや攻撃性、止まらない食欲、むくみがひどかったです。どちらかと言うと、精神面が不安定で日常生活にも支障をきたしていました。
PMS改善までの道のり
母からPMSの事を教えてもらってからは、通院して、何とか症状を改善しようとしました。しかし通院をしても、病院を変えても、あまり良くはならず、PMSだと発覚してから4年くらい辛い時期がありました。
しかしある時、親友の紹介で、1人の人を知ります。その人は自己啓発・心理学などを学んでいる人だったのですが、その人の動画を300時間以上聞くことで、今まで自分になかった思考法が身に付き、次第に精神は安定していきました。
それと共に薬を併用することで、今では殆ど生活に支障は出ないようになりました。
辛い時に必要だと思ったのは、周りの支え
私のPMSが発覚してから改善するまでの4年間で、自分が諦めずに改善をし続けようと思えたのは、周りの存在があったからです。
周りの理解や、助けがあったからこそ、私自身『ちゃんと良くしないと』と言う気持ちになれました。私も、周りにしてもらったように、辛い人には、手を差し伸べられるような人になりたいと思いました。
むすび
PMSはやっかいで、私の知人にも、何度薬を変えても改善しない人がいます。しかし、年齢やストレスのかかり方が変わることにより症状が改善する場合もありますので、とにかく、思いつく限りのことをしていくしかないのかなと思います。完治はしなくても、改善の積み重ねで、少しずつでも良くなっていくのだと思います。
周りに、生理前に辛そうにしている方がいたら、労りの言動があると、女性は救われるのではないかと思います。