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子育ての連鎖を断ち切った母の話

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子育ては連鎖する

養護施設に入所する子どもの家庭環境を知ると、親の性格や発言が似ていることが分かったり、それ故人間関係が上手く構築できない子どもがいます。なぜ似てしまうかと言うのは、当時子どもが一番接していたのは親ですから、親の言動が似てしまうと言うことです。幼少期の子どもにとっては、親の取る言動しか知らないため、親と同じような行動しかできないのは、当然のことと言っても過言ではありません。子育ては、良くも悪くも、連鎖するものだと思っています。しかも子どもの時に形成されてしまった特徴はやっかいで、強烈なきっかけや強い意志がないと、中々直らないものだと思います。

母の考え

親のことは大好きでも、全てが望む形ではなく、嫌だと思う親の対応は、どの家庭でもあるのだと考えています。それでも、母はされて嫌だったことはしない。それを徹底したのだと思っています。そう思えて、行動にまで移せる母はすごいなぁと思います。

しかも私の家には子どもが5人いたのですが、その子ども全員がダラダラしていて手伝いをしなくても、『子どもに手伝いを強制しない』と決め、小言を一切言わなかった母は、仏のような人格なんじゃないかと思いました。私は施設の子どもが進んで手伝いをしないことに対して、時には不満が貯まり、悶々としてしまいますが、その感情は母にも絶対にあったのだと思います。しかし、母は一切口に出さなかった。

『自分はされて嫌だったから、自分は子どもにはしない』と言う覚悟のようなものが母にはあったのだと思います。子どもたちの幸せを一心に考えてくれた母は偉大だと感じました。

またブログ仲間にあすみさんと言う方がいらっしゃるのですが、あすみさんの母がモラハラっ気のある人、お見合い結婚をした旦那さんもモラハラ夫だったことが分かったそうで、ご自身のブログには、主に旦那さんからされたとても嫌なことが綴られています。

www.hyumama.com

しかしあすみさんは、されて嫌な事は、子どもにもせず、4人のお子さんは性格の良いお子さんに育ったそうです。

またネエサンも、4歳の時に養子になるまでは、生みの親に育てられた記憶がないそうで、もしかしたら児童養護施設に入るかもしれないと言う状況だったらしいです。

kyobachan.hatenablog.com

私は発達心理学を学んでいくうちに、乳児期の親の関りが人格形成にとても大切であることを学びました。その乳児期の関りが、ネエサンはもしかしたら十分ではないのかもしれないのに、それを一切感じさせない、人柄の良さや明るさ、強さを、ネエサンから感じます。本当に明るくて、強い方だと思います。

ブロガー仲間のお2人からは、『自分は子どもの頃、大変だったけど、でも子どもには不自由をさせない、幸せな人生を送ってほしい』と言う信念を感じます。

むすび

子どもの頃に教わった『されて嫌な事はしない』『されて嬉しいことをする』、と言うことを実行するのは、中々難しいと思います。

でも、それを行動で示してくれる母を始め、ブロガーさんの事を思い出すたびに、私もそう言う人間でありたいと思いました。

すぐに全てを変えていくことは難しいですが、『これは、私がされて嬉しいこと?されたら嫌な事?』と、自分に問いかけていきたいと思っています。