今回は、性教育についての書籍『おうち性教育はじめます』『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』の2冊を参考にしています。今回は、子どもが幼い時に性的な言葉をふざけて叫んでしまうことに対しての原因と対策についてを学んでいきたいと思います。
子どもの言動には理由がある
子どもが大声で性的な言葉を叫ぶのは、単にふざけていたり周りの反応が面白いからだと思っていました。しかし子どもは排泄に快感を覚える時の感覚と、トイレトレーニングでほめられた時の誇りの感情が残っていて、それが性的な言葉、糞尿についてを発したくなると言う背景について学ぶことができました。
好ましくない発言をする時の対処法
好ましくない発言をしてしまう時の対応は、性的な言葉を否定するのではなく、そのように発言する行為が、他者を不快にする場合があるとして伝えていくことが大切だそうです。
他の好ましくない行動として、お尻を丸出しにしてふざける場面も想定できます。その時も、水着ゾーンを見ることを不快に感じてしまう人がいることを指摘することができます。
好ましくない言動をする時、つまり性的なことを発言したり表出する場合は、そのこと自体が恥ずかしいのではなく、それを表に出す行為自体が恥ずかしいこと、他者を不快にさせる可能性があると一貫して伝える必要がある事が分かりました。
むすび
本を読んで印象に残ったのは、『子どもが外で好ましくない発言をした時の対応も性教育』と言う言葉でした。外で性的に問題のある言動をしないように子どもに伝えていくことは、将来的に子どもを性的な加害者、つまりセクシャルハラスメントや自身の性器を露出するような行動を防ぐことに繋がるのではないかと学ぶことができました。
参考にさせていただいた本
おうち性教育はじめます
お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!