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性教育の第一歩として分かりやすい『水着ゾーン』の説明

今回は、性教育についての書籍『おうち性教育はじめます』『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』の2冊を参考にしています。前回は日本の学校での性教育について触れ、性交や避妊方法までは学ぶことができていないと言うことを知り、性教育をする上での利点についてを学んできました。

今回は、性教育を実施する上でまずはどんなことを伝えていったら良いのかについてを学んでいきます。これは3歳からの子どもに対して伝えることができ、命の性教育、愛の性教育、防犯の性教育に共通して大切な話になります。

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『おうち性教育はじめます』では、水着ゾーンの事をプライベートパーツと呼んでいますが、次のサイトではそれについて漫画で読むことができるので、とても参考になります。

yomeruba.com

大人の関わり方

大人の関わり方としては、世話や看護で必要な場合は触っても構わないが、可愛さ故にお尻を触ったり見たりすることは好ましくないと説明されています。看護や世話で水着ゾーンを触らなければならない時は、『水着ゾーン失礼します』と言いながら触れたり、その時に併せて不必要な接触や人に見られることは好ましくないと伝えることもできると紹介されています。

また親が『好きだから触っていい』と言う関わりをしてしまうと、触れたり見たりすること=好きと言う表現だと教えることに繋がります。するともし触れられることが嫌だと思っていても『好意だから断れない』と被害に遭っても拒否できなくなることに繋がります。また触れることが好意を伝えることだと認識してしまうと、相手に触れて加害の方になってしまう可能性もあります。ですから大人の方がはっきりと線引きをして関わっていくことが大切だと説明されています。

そして、子どもは水着ゾーンの説明を一度で理解できるわけではないため、都度繰り返し伝えていく必要があります。

性教育の適齢期は?

性教育の適齢期は3歳-10歳だそうです。思春期になってしまうと親よりも友達との時間が大切になり親の話は拒否してしまうことが多いため、親も拒否をされれば話を進めることが難しくなります。

また子どもが幼い頃に、股間を蹴って痛がっているのを笑ったり、保育園の先生の胸を触ったり、性的な言葉を喜んで喋ったりすることは日常的にある事です。その時に適切な行動を教えていくことが、性教育になっていきます。

むすび

私は、子どもが思春期を迎えてから性教育をするものだと思っていましたが、それでは遅いことや、性教育とは子どもと日常を過ごす時に自然とできることでもあると言うことを学びました。

そして今までは私にとって性教育とは未知なことで、専門性も必要でとてもハードルが高いことでしたが、本を読んだおかげでかなりハードルを下げていくことができ、私でも子どもに伝えていけると言う安心した気持ちになることができました。水着ゾーンだったら、施設で子どもと生活をする中で、日常会話レベルで伝えることができると感じます。

参考にさせていただいた本

おうち性教育はじめます

お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!