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『赤ちゃんはどうやってできるの?』と聞かれた時の返答例 -性教育を実施する上で気をつけたいこと-

今回は、性教育についての書籍『おうち性教育はじめます』『お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!』の2冊を参考にしています。前回は日本の学校での性教育について触れ、性交や避妊方法までは学ぶことができていないと言うことを知り、性教育をする上での利点についてを学んできました。

今回は、性教育を実施する上でまずどのようなことに気を付けて行ったらいいのかについてを、具体的なやり取りを通して学んでいきたいと思います。

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淡々と事実を伝えることが大切

私が読んだ2冊の本とも、淡々と答えることが大切だと言うことが書かれていました。性についての質問に大人が動揺したり怒ったり、避けたりすると子どもは拒否をされたと感じてしまい、『こう言う質問はしてはいけないんだ』と学習してしまいます。大人としては、性=恥ずかしいものと言う考えがある人が多いと思いますが、それは私達がそのように学んできたからです。子どもは純粋に、他のことに疑問があるのと同じく、性に関しての好奇心があるだけだと言うことが分かりました。子どもは望まれて産まれてきたはずですから、子どもが産まれるまでの過程を伝え、望まれて産まれてきたことを知ることができれば、子どもは『自分は産まれてきてよかったんだ』と気付くことができます。大人側は、性=子どもにとって大切なものであり、愛情を伝える情報だと言う認識を持ち関わることが大切だと思いました。

質問をされた時は決して否定したりからかわない

子どもが質問をしてきた時に、『まだ早いのよ』、『〇〇ちゃん、ヤダ~』などと返すと、子どもはそれ以上質問ができなくなり、心を閉ざすきっかけになります。質問をされた時に分からなかったら動揺せずに『良い質問だね、調べておくね』と伝えることが勧められています。

その他気をつけたい事

その他には、次のようなことが紹介されていました。

・事実のみ伝えるものとし、価値観をつけない(×素晴らしいでしょ?だから大切にしてね)

・子どもが興味を示した時に答える

・幼い異性きょうだいがいる場合は本人たちが嫌がらなければ同時に伝えても大丈夫

・高学年以上は、同性の親か年上の人が教える

・性の話は命のバトンを繋ぐ科学だから明るく楽しく話をする

むすび

今回一番驚いたことは、子どもの8割は5歳までにあかちゃんがどのように生まれてくるのかと言う質問をすると言うことでした。しかしそれは卑猥でも何でもなく、子どもの好奇心が強いと言う証拠であると言うことが分かりました。色々知りたい中の性の話なので、他の事と一緒に包み隠さずに伝えていく必要があると感じました。

それに対して大人は性=卑猥のイメージを横に置いておいて、産まれてきた子どもが尊い存在であることを伝えるチャンスだと思ってしっかりと事実を伝えていく必要があるのだと感じました。

参考にさせていただいた本・サイト

おうち性教育はじめます

お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!

veryweb.jp

https://youjiokeiko.gakken.jp/idea/ikuji-mini/14272