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他人の機嫌を気にすると、とうなるのか

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他者の機嫌を気にすると・・

私は、アドラー心理学について書かれている『嫌われる勇気』を読んで、『他人の機嫌を気にすることは、他人の人生を歩むことに繋がる』と言うことを知りました。

以前このブログでは、怒りは他者を操作するための道具、と言うことを学びました。

www.kakkoii-kosodate.info

と言うことは、怒りに反応して機嫌を取ったり、行動を変えることは、他者の思い通りに動いている、と言うことに繋がり、他者の思い通りの行動・人生を歩むことに繋がります。

これを知った私は、『自分の人生なんだから、他人のことを気にしすぎるのはやめよう』と思うようになり、以前よりは過敏に反応することは少なくなりました。

承認欲求も他者の人生を歩むことになる

アドラー心理学では承認欲求を否定しているのですが、その理由は、他人の機嫌と一緒で、他者が称賛したがるようなことを気にして行動し続けると、他者の人生を生きることに繋がるからです。

例えば、SNSの『いいね!』の数が気になり、一生懸命になって料理を作ったり、旅行の写真を撮ったり、良い事を言ったりして、自分が幸せであることをアピールする。そしてそれを発信した後、フォロワーの反応が気になって何度も携帯を見てしまうのは、他人に承認されることで頭がいっぱいになっている状態なのではないかと思います。

他人の目を気にしすぎて、目の前の事を味わえなかったり、本当に大切なことに集中できなかったりした場合は、いつまで経っても心が落ち着かない人生を歩んでしまうのではないかと思いました。

怒るのは相手の課題

また、アドラー心理学では、課題の分離も説明しています。課題の分離とは、『それ自体が誰の課題か』と考えることで、自分が取り組むべきこと・取り組むべきではないことを判断できるようになるのです。

例えば、怒っている人がいたとします。周囲は『何か気に障るようなことをしたかな』と思うかもしれませんが、その時に、怒ると言う選択をしたのはその人なのです。私はそう思えるようになってからは、少しだけ気が楽になりました。

もちろん、自分に不足しているところは直した方が良いのですが、『怒っているのはその人の問題』と思えたら、その感情自体には反応しにくくなったのです。なぜなら、怒る以外にも、自分の気持ちを伝えたり、話し合ったりすることが人間にはできるわけです。しかし、それを放棄してただ怒っているだけの人は、周りに迷惑をかけていると言う自覚や、怒らないと言う努力が足りない人だからです。

私は、子どもや職場の人が怒っている時に、『怒るのはその人の課題』と、瞬時に思うようになったら、気持ちが大分楽になりました。

今回学んだこと

・他人の苛々が気になりすぎてしまうと、他人の人生を歩むことに繋がる

・他者からの承認を求め気にしてしまうのは、他者の人生を歩むことに繋がる

・他人が苛々するのは、その人の課題。怒らない方法はある

参考にさせていただいた本

嫌われる勇気(古賀史健 と岸見一郎さん著)