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掃除の手抜き具合に感動した話

学生の時に、ある場所のワックスがけの仕事がありました。ワックスがけは、古いワックスをはがしてから新しいものを塗る、と言う作業をします。今回は、先輩が見せたワックスがけの手抜きについて紹介させてください。

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要領の良さが、人生をラクにする

私は、『手順通りにしっかり』と言うタイプで、ワックスをはがさないでワックスをかけたことも、そうする人を見たこともありませんでしたが、先輩の手抜きの方法でもピカピカにワックスがかかっているのを見て、『毎回は完璧な手順でやらなくてもいい』と言うことが分かりました

もちろん人が見ている時は、一応手順通りにしっかりやっているところを見せることは必要だと思います。しかし私もなるべく要領の良さを意識するようになってから、疲れないし、時間にも心にも余裕を持たせることができることが分かりました。

この先輩は、やる事をサッと終わらせて、残った時間を自分の好きな事に使う人でした。この考えは、以前紹介したひろゆきさんの考えに似ています。

www.kakkoii-kosodate.info

だらけているようで誰からも認められていた先輩

私は以前、研究の仕事をしていました。私が取り組んでいた研究は、ある目標を達成するために色々な実験を仕掛けて目標に近づいていく、と言うのが仕事の1つでした。

その研究職時代に、脱力系で、だらけている雰囲気の先輩と一緒に仕事をしたことがあったのですが、先輩はそのだらけた雰囲気にも関わらず、どのプロジェクトチームからも求められている先輩でした。

その先輩の仕事ぶりで印象に残ったのは、先輩が営業チームの質問をスルーしたことです。その内容は、営業チームにとっては知りたかった実験結果なのですが、それを測定するのにはとても時間がかかりそうなものでした。先輩は、営業の人からのメールをスルーし、それよりも大切な実験を優先的に行ったのです。

研究の中で優先度の高い結果は出し、更にその先輩はそのプロジェクトで『今は重要ではないけど、結果が出たら飛躍的に状況が進歩する +αの実験』を進んでおこなっていました。結果を出す力や、+αの結果を出すためには、重要ではないことを減らす必要があると言うことを、先輩は知っていたのだと思います。

その先輩が営業の人のメールをスルーした事は、かなり驚きましたし、私だったら何となく返信をするかもしれませんが、優先度の低いものをスルーする力は、偉大な結果を残すために必要なことだと言うことが分かりました。