山中伸弥さんは、自身の人生を振り返り、『人間万事塞翁が馬』と言います。
○人間万事塞翁が馬とは
昔中国に住む一老翁の飼っていた馬が、ある日胡(こ)に逃げて行ってしまったが、その後、胡の名馬を連れて帰ってきた。しかし翁の息子がその馬から落ちて足を折り、災難を被る。だが息子は、骨折のおかげで、のちに起こった胡人との戦いの参戦へも免れ、死なずに済んだという言い伝え。
つまり、人間の幸、不幸は変転し定まりないものだというたとえ。
山中さんは整形外科医時代挫折がありました。また留学後日本での研究環境に苦しみます。しかし山中さんはその都度、環境を変えたり、目指すところを変え、苦しくても行動し続けています。それにより、次第にその状況も変わっていきました。
うまくいかないことが良いことに繋がることもある、不幸だと思っていた出来事の次に、幸いが訪れることがある。そのため目の前のことに一喜一憂せずに、淡々と動き続けることが大切だと言うことを、山中さんから学ぶことができます。
〇参考にさせていただいたサイト
・ノーベル賞・山中伸弥教授 挫折がiPS細胞研究につながった - ログミーBiz
・ノーベル賞・山中伸弥教授「500匹のマウスを1人で世話してた」 iPS細胞発見までの苦労話 - ログミーBiz
・手術が苦手で逃げ出した、鬱病にもなった - ノーベル賞・山中伸弥氏が高校生に贈った言葉は「人間万事塞翁が馬」 - ログミーBiz
・ノーベル賞・山中伸弥教授 挫折がiPS細胞研究につながった - ログミーBiz