喧嘩をした時はお互いが感情的になっていました。しかし彼のバッグにはぬいぐるみが入りきらず、ぬいぐるみの手を持って去る後ろ姿が滑稽で、深刻な状況のはずなのにおかしくなってしまいました。
以前、妹とおなら問題でバトルをした時に、『おならをしたら罰金』と言うルールを取り入れることで改善ができましたが、罰則を嫌う彼は嫌がり導入ができませんでした。
人の感覚は様々
私は臭いに敏感です。部屋の窓を開けている時に、タバコの臭いが漂うとすぐさま窓を閉めます。タオルが臭いとすぐさま熱湯で脱臭対処をしたりもします。
また、音や視覚にも敏感です。人と話をしている時にテレビがついていると、テレビが気になってしまい全く話が入ってこないのです。しかし彼はテレビは全く気にせず、雑音として頭に入ってこないそうです。彼の驚くべき特徴は、音楽を流しながらテレビを観ることができると言うこと。私は音楽がうるさくて、テレビに集中できないのでそれが理解ができないのです。
彼と一緒にいると、人によって気になるレベルや感覚はさまざまであることに気付きました。
生活を共にする時には配慮が必要
私は部屋がくさい臭いで支配されることがとても気になります。リラックスしたい自室で、タバコやおならなど不快な臭いがすると我慢できないのです。気になり出すと、そのことで頭がいっぱいになり、他のことに集中できません。お互い生活空間を共にする上で、嫌なことを理解して配慮する必要性があることを感じました。
むすび
彼と喧嘩をする度にお互いが傷つくので、なるべく喧嘩は避けて生活をしていきたいと思っており、対策を考え中です。
彼は母から責められて育ってきたので、他者の怒りに敏感なのだと思います。彼のぬいぐるみも持ち物も全て無くなった部屋に残される私は虚しさを感じますが、もしかしたら彼も母に同じようなことをされてきたのかもしれないと感じました。
