今回は、黒川伊保子さんの『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』を参考にしています。夫婦やパートナー間ですれ違いや対立があり悩んでいる人は、本書を読むと何か解決のヒントが見つかるかもしれません。
今回は、なぜ妻は何でもない用事でメールをしてくるのかと言う謎に迫りたいと思います。
女性脳はいつも相手を想うことが愛の行動だと信じている
黒川さんは、『女性は誰よりも自分が優先されることで、自分と自分の子どもの生存可能性が確実にアップする』と説明し、だから女性は、いつもどんな時も想ってもらう(相手を想う)ことを愛の行動だと信じていると黒川さんは考察しています。
以前私が交際相手に連絡をしても数日既読にならなかったり返事がないことがあったのですが、とても寂しく悲しい気持ちになりました。その気持ちを彼にぶつけたところ、彼が速やかに返事をくれるようになり、何気ないメッセージや写真を送ってくれるようにもなりました。それが変わっただけで、自分が今までよりも大切にされていることを感じるようになったため、連絡の取り方1つ取ってもお互いの関係性に大きく影響してくるのではないかと思いました。
携帯電話の活用
黒川さんは、夫側に『何でもないメールも夫からも出してみよう』と勧めています。今まで全然連絡をしていない場合は、妻に『どうしたの?』と聞かれるかもしれませんが、そんな時は『最近君と話せていないと思って』と答えると良いとのこと。妻は『そっか、私と話したいと思ってるのね。かわいいところあるじゃん』と変換してくれるそうです。
何気ない事実だけで十分。私は彼から何気ないメッセージや写真をもらい、『これに何の意味があるの?』と思ったことはなく、『今も私の事を考えてくれるんだ』と確かに翻訳しています。彼が家族との旅行中に写真が届いた時は、『今、素敵な写真を私に見せて共有したいと思ってくれているのね。』と翻訳し、何気ないぬいぐるみの写真が届いた時は、『今も私の事を想ってくれているのね』と翻訳します。何気ない事実の連絡は、妻の日常に花を咲かせてくれるのではないかと感じました。
むすび
今回は、なぜ女性は何気ない連絡をしてくるのかについて学びました。黒川さんの考察を読んでいると、確かに女性男性で思考パターンや行動パターンにも大きな差があると言う事に気付きます。
私はこの本を読んで、自分視点(女性視点)で彼の事を見て考えるのではなく、彼(男性)の特徴や傾向を踏まえた上で考えていく必要があると改めて思いました。
参考にさせていただいた本・サイト
妻のトリセツ(黒川伊保子さん著)
夫のトリセツ(黒川伊保子さん著)
妻のトリセツは漫画版も出版されています。