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大学時代1億円を稼いだ人が贈る、あなたの願いを叶える時間術

f:id:Megumi_Shida:20190117110634j:plainマイクロソフト本社でWindows95の開発に携わり、『ドラッグ&ドロップ』を世界に普及させ、『右クリック』の概念を現在の形にした中島さん。中島さん著書の『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』では、高校生にして、最大140時間もプログラミングのアルバイトをこなし、大学時代には1億円以上を稼いでしまうような凄腕の持ち主の時間術や仕事術を、たった1冊の本から学ぶことができます。勉強から仕事まで、いかなる人も応用できる技術ばかりです。

1. 中島さんとは

1960年生まれ。高校時代からパソコン系雑誌『週刊アスキー』において記事執筆やソフトウェアの開発に携わり、大学時代には世界初のパソコン用CADソフト「CANDY」を開発。学生ながらにして1億円を超えるロイヤリティーを稼ぐ。NTTから転職した先のマイクロソフト社では、入社3年後に米国へ転勤。Windows95、98などを担当し、ビル・ゲイツの薫陶を受ける。2000年に米マイクロソフトを退社し、ソフトウェア会社Xevoを設立。

2. 中島さんが時間を意識したきっかけ

中島さんが最初に時間を意識したきっかけは、小学3年生のことだったそうです。

宿題を残したまま、遊んで暮らしていた小学3年生の夏休みが終わる3日前のこと。私が必死に漢字の書き取りをしていると、親戚のおじさんから家に電話がかかってきました。内容は「海に遊びに行かないか?」。電話を取った母親は「宿題も終わってないのに、海に遊びに行ったりしてる場合じゃないから」と、私を外に出してはくれませんでした。私はその瞬間、果てしない後悔を覚えました。(省略)行けるかもしれなかった海を想像しながら宿題をするのは、とても辛かったことを覚えています。

中島さんは翌年、「今年こそは海に行くぞ」と決意をし、夏休みが始まってから2週間で勉強を終わらせることができました。中島さんが課題を前倒しで終わらせたのは、小学4年の夏休みの頃。中島さんの人生が変わった瞬間でした。さらに中学生の頃、授業の予習は最強の時短になることを発見。テスト期間に猛勉強するよりもかなり効率がいいことを見つけました。中島さんが築いたこの時間術は、嫌なこと(中島さんの場合は学校の勉強)をなるべくしないで済む、すなわち、好きな事だけに目一杯時間を使うためにも必要なことと言います。

3. 時間を捻出し、ハマりにハマったプログラミング

中島さんが高校2年生になり、プログラミングにハマり始めた時の事。ただプログラミングをしているだけでは面白くないと思い、プログラムの完成品を、企業向けコンピューター雑誌を刊行していたアスキー出版に持ち込みに行きました。そしてそのプログラムが雑誌載ったことをきっかけに、アスキー出版でアルバイトを開始しました。毎日学校が終わったらオフィスに行き、ひたすらプログラミングに明け暮れる日々。一番働いた時は月140時間も働いていましたが、勉強もしなければならない。ここでも受験に必要な科目だけに集中させ、授業の予習は継続しておこない、勉強の効率化を先鋭化させました。やりたいことをやるために、やりたくないことを速攻で終わらせていたのです。 大学時代は、世界で初めて、家庭用コンピューターで使用できる機械設計図作成ソフトを作ったのです。この成果によって、中島さんは1億円をこえるロイヤリティーを受け取ったのです。

私はここから学んだことは、中島さんが高校生でありながら『自分でプログラムしたものを他者に見せた方が面白い』と考え、アクションを起こすその行動力。中島さんは、ハマりながら、常に『これを何に活かしたら面白いか』を考え続けていたのではないかと思います。

4. あなたが明日からでも使える時間術とは

あなたが明日からでも使える時間術として、私が最も印象に残った術を2つ紹介します。

①スタートダッシュで一気に作る

なかなか仕事が終わらない人の特徴として、いつまで経っても仕事を始めず、最後のギリギリの時間になってから仕事を始めると、中島さんは言います。これを本書では、『ラストスパート思考』と言っています。一方中島さんは、最初の2割の時間で、8割の仕事を終わらせる ことをお勧めしています。この時間は、他の仕事は保留にしたり、SNSを一時休戦し、かなり集中させて業務を進めることをお勧めしています。最初に8割を終わらせてしまえば、残りの8割の時間で、かなり余裕を持って修正、+αの仕事や他の仕事ができるためです。

 ②不完全でもいい仕事はできるという考え方を持つ

有名な言葉で『巧遅拙速』、『兵は拙速を尊ぶ』と言う言葉があるように、拙いものでも、速いものが良い、と言う意味を持っています。中島さんがWindows95を予定通りの納期に間に合わせるため、3500ものバグを残したまま製品化したと言います。しかし、プログラミングの世界では、このバグの修正にかなりの時間を要すると言います。なぜなら、あるバグを直すと、その副作用で他の箇所でバグが発生する可能性があると言います。

それゆえプログラマーたちは、100点じゃなくてもいいので90点や80点のプログラムを必ず納期に提出することが求められています。(省略)

それでもご存知のように、Windows95は世界に大きなインパクトを与えました。恐らくWindows95は、細かいプログラムの知識を持っている専門家にとってはたいへんな手抜き作に見えたことでしょう。しかし大事なのは、一般のお客さんにとってどれだけいいものを素早く提供できるかです。バグの修正は発表後にもできますから(アップデートにより)、そこは許容範囲を見極め、割り切ってしまうべきです。

私はこれを読み、完璧ほど大変なものはないことに気付き、仕事に対する意識が変わりました。仕事をしたら他者へ投げるスピードも格段に上がりました。

5. あなたが本書から得られるもの

本書では、なぜ仕事がなかなか終わらないのか、期日に間に合わないのかを分析し、仕事をいかに早く終わらせることができるかが、中島さんのエピソードが添えられてたくさん紹介されています。

・『なるはや』をやめる方法

・アイデアを形にする方法

・長期的な仕事を効率化する方法

・仕事が来て、仕上げるまでのお勧めの手順

・効率の良い勉強方法

・もっとも集中できる『朝』を活用した生活習慣

ビル・ゲイツマイクロソフトのリアルな仕事観(光速の意思決定のエピソード)

たった1回の食事に行くだけのお金で、かけがえのない学びを得られると思います。私はすでに4、5回は読み直しました。お勧めの一冊です。