カリスマ小学校教諭から学ぶ、子育ての技

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『世界一のクラス』のタンニンを自称している沼田晶弘先生。沼田先生の活動は斬新・ユニークなものばかりで、数多くのメディアに取り上げられています。今回は沼田先生から、子どもが楽しく自分から動くための仕掛けについて学んでいきたいと思います。

1. 沼田先生はこんな活動をしている

〇ダンシング掃除

沼田先生が思いつきで掃除中に音楽を流したところ、子ども達が楽しそうに踊るので続けているダンシング掃除。子ども達に『サビで踊ること、そして3曲目を流し終えるまでに掃除を終わらせること』、この2つを約束しています。子ども達は楽しいから踊る。時間内に掃除を終わらせなければならないから効率的に動き協力する。これは『ダンシング掃除』として、テレビで紹介されたことも。それを機にクラスは何度も取材を受けるようになったそうです。皆が注目し、すごいと言ってくれることが、子ども達の自信やより楽しむ方向へ繋がったと考えられます。

〇子ども達発案によるPJT(プロジェクト)

沼田先生のクラスには、係がない代わりに、子ども達が発案するPJTがあります。本書執筆時に担当されていたクラスには、30ものPJTが平行していたそうです。子ども達の机には、ラミネート加工された名刺大の紙が、課題やテストに対して、『よくできました』と認定された証として貼られています。子ども達は、友達から褒められたり、他の頑張っている友達に刺激されたりして、それが子どものモチベーションに繋がっていると沼田先生は言います。

2. 沼田先生が提唱する、大人ができる働きかけとは

〇子どもの性質

沼田先生は、子どものことを次のように話しています。

一つだけ、子どもたちみんなに共通していえることがあります。それは、何はともあれ楽しいのが一番だということ。なぜなら、’’楽しい’’が高じて、「もっと、やってみたい!」という’’やる気’’となり、それを夢中になって続けたときに、「あれもできた!」「これもできた!」と、子どもたちの中に’’自信’’が生まれるからです。(省略)楽しいことなら、子どもたちは、大人に「やりなさい」といわれなくても、自分からやりたがります。

施設で小学生を見ていると、沼田先生の言っていることが良く分かります。子どもがリビングで勉強中でも、部屋からぬいぐるみを持ってきていじったり、職員に話しかけたり、ゲームが気になってしまったりと、自分の興味の赴くままに行動します。私は「ハイ勉強に集中して」、「勉強終わんないとゲームできないよ」と言った声掛けしかしてきませんでしたが、殆ど効果がありませんでした。

〇子どものやる気を育むために、私達にできることとは

沼田先生は、子どものやる気アップのためには、『子どもは楽しいことが大好き』と言うことを前提に、子どもが楽しいと思えるまで、ひたすら手を変え品を変え、提案や問いかけを仕掛けるそうです。それは途絶える事なく、子どもが興味をもって行動し始めてからも、そのやる気の火が途絶えないように、アプローチし続けると言います。本書では、子どもをワクワクさせて動かせる技がたくさん紹介されています

私は以前、施設の子どもから勉強をがんばりたいと言われましたが、子どもが私の出した宿題をなかなか進めなかったので、『子どもにやる気がない』と思って諦めてしまったことがあります。しかし本書を読み、子どもにやる気がないのではなく、子どもをやる気にさせるだけの私の力量が足りなかったのだと反省しました。幸い子どもにはまだ勉強をがんばりたいと言う気持ちがあるので、違うアプローチをしていきたいと思います。

3. 本書を読むとあなたが得られるものは

『子どもがなかなか動かない』

『勉強のやる気がない』

『子どもに自信がなく行動力もない』

『子どもが毎日つまらなそう』

と困っている方は、本書から、あなたの力になる技がきっと見つかります。本書は子育てだけではなく、社会に出て働く際、部下や同士を持った時の有効な働きかけも含まれていると思います。本書から、子育てが楽しくラクになれる方法が少しでも見つかりますように。

 

 

 

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