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『先に動く』ことが、パートナーや子どものコミュニケーション能力を退化させることに気付いた話

私の交際相手は、仕事に関しては、ホウレンソウがしっかりとしていて、コミュニケーションが取れる人だと思うのですが、私が一緒にいる時に、私が『先に動いてしまう』と言う行動をすることで、交際相手のコミュニケーション能力、言語化能力を退化させてしまったことに気付いてしまったのです。

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私の行動が、パートナーのコミュニケーション能力を退化させた

私の交際相手は、付き合いだした頃はもっとちゃんと喋っていたと思いますが、私が無意識に『先に動く』ことをしていたら、交際相手の言語化能力がどんどん退化していくことに気付いた時には、血の気が引きました。

私の行動を振り返ると、交際相手が、『暑い』『お腹空いた』『喉乾いた』・・などと発言すると、私は『暑いなら冷房つけよう』とか、『お腹が空いたなら何か食べる?』とか、『喉乾いたなら飲み物冷蔵庫にあるよ』などと返していたのです。

私が交際相手の言いたい事を察して動いていたので、交際相手はそれがラクで、どんどん『要望を伝える』と言うことを忘れたのだと思います。

大人が『先に動く』と、子どもはどんな大人になるのかと言う想像

乳幼児の頃は、できないことがたくさんある上に、まだ言語化できず泣くことしかできないことが多いため、子どもが小さい頃は、大人が子どもの気持ちを代弁し、動いてあげることは大切だと思います。それにより、子どもは安心感を得ることができ、人に対する信頼も増すのだと、ある本に書かれていました。

しかしそれをいつまでも続けてしまっては、自分の要望や意見をはっきりと伝える力が育まれず、ただ自分の気持ちを言うだけの人、ただ報告をするだけの人に育ってしまう気がします。

小学校のカリスマ教師が子ども達にしていることとは

子ども達のやる気を引き出すことで有名なカリスマ教師の沼田晶弘先生は、子ども達と関わる時に、『先生が答えや指示を出さない』と言うことを意識しているそうです。例えば子どもが授業中に『トイレに行きたいです』、『宿題を忘れました』と言うと、沼田先生は『そうですか』で終わり。『トイレに行きたいから行ってきてもいいですか?』、『宿題を忘れたから明日の提出になっても大丈夫ですか?』と言う感じで、『だからどうしたいんだ』『だからどうしてほしいんだ』などの、要望や改善案を含むところまで子どもに説明させると言います。

社会人の方は良く分かると思いますが、要望や改善案を伝えるのは、コミュニケーションの中でとても大切な事だと思います。

私が社会人になりたての頃は、『だから何なんだ』『自分の考えを言いなさい』と良く言われました。事実だけではなく、事実に上乗せした要望や改善案を繋げられる力は、子どもの頃から鍛えられるため、今回、敢えて相手が要望や意見を言うのを待つ、と言うことの大切さを学びました。