「イライラを抑えられなくて悩んでる」
「どうしてもネガティブ思考から抜けられない」
「行動力がない自分は駄目だ」
「片付けもダイエットも上手くいかない」
このような事を考えているあなたに、DaiGoさんは心境を激変させてくれるような魔法の言葉を紹介しています。今回は、多くの人が悩んでいる怒りやストレスと上手く付き合える呪文について学んでいきたいと思います。
DaiGoさんが紹介する【呪文】の効果
本書で僕が提案する【呪文】は、【声に出す(もしくは心の中で発する)だけで、あなたのコンプレックスやマイナス思考を「あなたが望むように」「劇的に」変えられるスペシャルなフレーズ】です。【呪文】という名にふさわしく、いずれもすごい力を秘めています。
ストレスや怒りを感じた時に使えるフレーズたち
このフレーズのポイントは、自分の怒りを客観視することにあります。そうすることで、感情と自分を引き離すことができるとDaiGoさんは言います。ここで大切なことは、あなたの『これだけは譲れない』ことをあらかじめ決めておくと、それ以外のことでイライラが増強した時に、『そもそもこれって別にこだわる必要なくない?』と冷静になることができることだと思います。施設で感情的になる子どもと接していると、私もそれに反応してしまい、冷静になると『あんなことで怒らなくても良かったよな。。』と反省することがあります。
これは、「ストレスが健康に悪いと思った人は死亡リスクが上昇し、反対にストレスを悪者だと思わなかった人の死亡リスクは上昇しないどころか下がった」というアメリカで行われた大規模調査の結果をヒントに考えた【呪文】です。
私は、逆境をプラスに変えてしまうこの言葉が大好きです。しかも、大切なのは文末におんぷマークをつけること。自分へ投げかける言葉を楽しいものにすることで、気分も上がるとDaiGoさんは言います。気分は、男気じゃんけんで勝った時に「よっしゃー!」と言うような感じでしょうか。。
施設で子ども達と暮らしていると、毎日必ず子どもと言い合いになったり、子どもに指摘をしないといけない場があり、気が滅入りそうになります。いつも「どうしよう。。」と悩み落ち込みますが、上記の呪文を使えば、トラブルも楽しめる気がします。
失敗、損失があった時に有効な呪文です。私が心に残っているのは、何年も前に放送していたドキュメントの『石田さんちの大家族』。牛乳をぶちまける反抗期の子どもに対しては何も言わずに「ちょうどよかった、床が掃除できる」と床掃除を始めるお母さん。10年以上も前ですが、ずっとこのポジティブな思考が記憶に残っています。それだけ、困難や逆境に鈍感になり、プラスに捉えようとするお母さんの思考が私にとって重要だったのだと思います。
私は本書を読み、まずは、魔法のような言葉を知ることが、思考や行動の癖を変えるために必要だと感じました。本書では26の呪文と応用スキルが紹介されています。あなたの人生をプラスにしてくれるような素敵な言葉に出逢えること間違いなしです!
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