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世界の大富豪から学ぶ、私たちの人生を豊かにする秘訣

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”世界の大富豪2000人に学んだ 幸せに成功する方法”は、トニー野中さんが大富豪の思考や行動を分析し、その共通点を紹介した本です。

本書を読むと、幸せな成功者は、心が豊かになれるような習慣や思考を心がけていることが分かりました。今回はそこから、私たちの生活をより良いものにするヒントを学んでいきたいと思います。

大富豪の自宅の中は?

野中さんは、富裕層の自宅は共通してシンプルであり、置物や余計はものは置いていないまた、質の高いものを程よく所有していると言います。

一方で、貧乏な人は、どうでもいい物を埋め尽くす程に集める傾向があると言います。

これを読み私は、明らかに貧乏思考だと思いました。。子どもの頃から、安い物が大好きで、どうしても大量買いをしてしまいます。しかし最近、大量買いしても使いきれないことが多かったり、それを消費することで頭がいっぱいになってしまい、自身の行動が物に引っ張られていると感じました。そして本書を読み、本当に必要な物を、本当に必要な分だけ身の回りに置いて心を安らかなものにするために、部屋を片付けようと思いました(ブログを書きながら片付けています)。

また、シンプルに、余計なものを持たない考え方は、人間関係や仕事にも当てはめることができるのではないかとも思いました。

大富豪は、常に自分の”器”を一杯にすることは絶対にしない

幸せな成功者は、新しいものを受け入れられるキャパを残していると言います。

例えば時間的な余裕。不幸な成功者は、時間的な余裕がなく、自分の時間を楽しめないと言います。私がSNSで知り合ったIT系の社長さんは、年収が何千万円もありますが、いつも時間がないと言って忙しそうで、あまり幸せそうな印象は受けません。最近私も、余裕がなく恋人に当たってしまい喧嘩になってしまったため、余裕を持つように心がけたいと思いました。

また余裕を持つと、仕事でも皆が驚くような結果を出すことができます。私の研究職時代、+αの仕事をとにかく出し続け、みなから認められている先輩がいました。その先輩は、やらなければいけない仕事を最低限のラインでおこない(面倒くさいことは手を抜き)、時間的な余裕をかなり作って、『時間があれば進めたい、でも大事な+αの仕事』にかなり力を入れて取り組んでいました。そうすることで、やらなければいけない仕事ばかりしている人と、大きな差をつけていたのです。 

幸せな成功者は悪口を言わない

本書は次のように言います。

また、『金持ち喧嘩せず』などと言う格言がありますが、彼らはマイナスのことにエネルギーを絶対に使いません。マイナスのことにエネルギーを使えば、内なる潜在意識がマイナスのオーラで満たされてしまい、肝心なプラスのことにエネルギーを使うことができなくなってしまうからです。

私は最近、小さなことで苛々してしまい、それをひきずり半日以上の時間を無駄にしてしまいました(そんな日は大体ブログを書けません。。。)。嫉妬や怒りなどの感情に引きずられ、大切な時間を無駄にしてしまうのはもったいないなと心から思ったため、マイナスの感情が出てきたら、『こんなことに時間を取られている余裕なんてない』と思うようにしたいと反省しました。

私は最近、豊かな人生を送っている人の考えに触れ、その度に心が満たされたり、行動が少しずつ変わることを実感しています。あなたも時間があれば、是非、読んでみてください。