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ワンオペ育児って大変・・

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Twitterをしていると、ワンオペ育児で苦しんでいるママの声にたくさん触れます。パパがなかなか協力できない子育てはどれ程大変なのかと気になり、今回本書を手にしました。今回は、ママ(時にはパパ)の大変さ、なぜそんなに大変なのか、その対策としてどうしていったらいいのかを学んでいきたいと思います。

概要

✔とにかく日本のママは忙しい。心の余裕がない。

✔日本のママが大変なのは、パパが子育てに参加しにくい環境にある。

✔ママの心の余裕・忙しさを緩和させるサービスが広まってきている。

Twitterに投稿されているママの声

ワンオペ育児…
疲れた…
旦那のいる日が1番しんどい…
負担が増えてるのは気のせいかな

慣れたけど、何がモヤるって、朝〜夜中まで当たり前のように出掛けていく その姿を目の当たりにすることだな。ご飯も、風呂も、薬も、洗濯も、寝かしつけも、何1つ心配なく出掛けられるのは羨ましい。何も制限はしないけど、せめて何か一言くらい気の利いた言葉をかけてほしい。

人が仕事してるのに、ソファに座ってスマホでマンガ読んでるなよ!たまの休みくらい子どもと一緒の時間をもっと大切にしろー!!!

さまざまなママの声に触れて、ママ(時にはパパ)が本当に辛そうにしているのが分かりました。私は児童養護施設で6人の子どもの面倒を見ていますが、勤務時間内で子どもを見ているだけでもいっぱいいっぱいになってしまうため、四六時中子どもと一緒のママは、私が想像もできないくらい大変なんだろうな。。思いました。では、なぜママが大変な現状況になってしまうのかを本書から学びました。

日本のママは大変

総務省(H28年度)の調査によると、6歳未満の子どもを持つ夫婦の家事・育児時間は、次のことが分かりました。

①ママが7時間34分であったのに比べ、パパは1時間23分と、ママはパパの6倍近くも家事育児をしている

②欧米のママに比べると、日本のママの家事育児時間は1日2時間以上も長い

③欧米のパパに比べると、日本のパパの家事育児時間は1日1~2時間短い

つまり欧米に比べ、日本のママは家事育児時間が長く、パパは短いことが分かりました。

なぜ日本のママは大変なのか

本書では、日本のママが大変な理由として、国の制度が整っていないことを挙げています。例えばフランスは労働時間が週35時間と定められていたり、夏休みが4週間、冬休みが1週間ある事が多く、パパが充分に家事育児に参加できるそうです。また、スウェーデン育児休業が充実。パパ・ママ合わせて480日の育児休業が取得でき、パパの育児休暇取得は9割にも及ぶそうです。『仕事に忙しいパパには頼れず、かといってほかに頼る人がいないのもワンオペ育児の要因』と本書で記載されいてます。

また、日本のベビーシッター利用率も低く、フランスが17%、アメリカが41%であるのに対し、日本はなんと2%だそうです。大切な子どもを他人に任せたくないと言う気持ちや、有名タレントのベビーシッター利用が批判されがちな風潮から、ママが子どもを預けて自分の時間を作ること自体にネガティブな感情を抱く人もいることが考えると言います。

ママを助けてくれるサービス

私は日本のママの声や現状に触れる度に『ママの忙しさを緩和することが、心の余裕や、幸せな時間を過ごすことに繋がるのではないか』と思いました。子どもの幸せのためにも、ママは罪悪感を感じることなく、ご自身の時間を大切にしてほしいと思います。本書では、ママを助けてくれるサービスが紹介されています。

育児をシェアするサービス

子どもの送迎や託児をママ友などの顔見知り同士で頼り合うオンラインアプリ。登録料や手数料や無料で、保険も適用できます。1時間500円~の謝礼で利用できます。2017年8月には、会員数はなんと5万人を突破しました。

家事代行サービス

掃除、料理や子どもの世話などを提供してくれるハウスキーパーさんとママを繋いでくれる家事代行サービス。1時間1500円から利用できます。プロフィールなどを見て、あなたにピッタリの人が選べるそうです。

taskaji.jp

 

本書では、楽しく家事育児をしているママが便利グッズやサービスを紹介していたり、0~3歳児までの年齢に合った子どもとの遊びや声掛けの方法についても紹介しています。本書との出逢いで、あなたの心が少しでも楽になりますように。