現状を変えたい時に役立つ考え方『コンフォートゾーン』
自己啓発系の講演会で、『成長のためには、コンフォートゾーンから抜け出すことが必要』と言う話を聞いたことがあります。
成長したきっかけを思い出してみる
現状を変えたいのであれば、これまでの人生の中で成長したきっかけを思い出してみることで、成長するために必要なことが分かり、それを再現できるのかもしれません。みなさんが状況を変え、成長できた時はどんな時ですか。私は高校時代にバドミントンをしていたので、それを振り返ってみたいと思います。
現状を変えるきっかけ（ネガティブ編）
高校の部活では、とにかく体力作りを徹底し、２日に１回は外周がありました。外周は、１キロを３回、タイムを測定しながら走ると言う嫌なトレーニングでした。私はこのメニューが大嫌いだったのですが、ある時監督から『志田は最後は速い（最初は力を抜いている）』と指摘されました。私は大好きな監督から嫌われてしまうのではないかと不安になり、監督から嫌われたくない、と言う強い気持ちが、私の気持ちを駆り立てて、１周目から全力で走るようにしました。どれくらい全力だったかと言うと、走り終わったら下半身に力が入らずに失禁してしまう程でした。体力が全くなかった私ですが、シャトルランを１００回以上走れるようになった程体力がつきました。
現状を変えるきっかけ（ポジティブ編）
高校１年春に、試合の応援に行った時、とてもかっこいい選手を見つけました（女性です）。１年生にして、春の大会に出ている経験者。一目ぼれをした私は、『いつかあの人のように強くなりたい』と思うようになりました。もちろんバドミントンが好きだったのですが、『いつかあの人に認められたい』と言う気持ちで胸が熱くなり、その気持ちがバドミントンへの気持ちを後押ししてくれました。憧れの人ができることは、とても前向きなエネルギーになることを学びました。
自分の中の常識を変える
大会で出逢った選手は、とても強い選手ばかりで、フットワークも技術も、素晴らしいものでした。『自分よりもっとすごい人がいる』と、早い段階で知れたからこそ、『もっと強くなりたい』と思いながら練習ができたのではないかと思います。
高い自己イメージを持ち続ける
私が所属していた部活では、県大会に出場することを目標としていたのですが、部活が始まる前、毎日皆で『県大会出場！』と叫んでいました。また、私自身とても弱い選手だったのですが、『初心者だけど、経験者の度肝を抜かすようなプレーをしたい』と思って練習をし続けました。部活が終わってからも、『部活ではない時間も、練習すれば他の人よりもっと強くなることができる』と思いながら１人で練習をしたこともたくさんありました。『この先、こうなりたい、こう思われたい』と強く思い続けることで、行動を後押ししてくれるのではないかと思います。
自分のできることから試していく
バドミントン初心者の私は、教えてもらったことをひたすら練習し続けました。あの時は、練習法も全く分かっていませんでしたが、コート内で動くこともシャトルを打つことも大好きだったので、ひたすらできることをし続けられたのではないかと思います。もしバドミントンが好きではなかったら、部活が終わっても練習をする気にはなれませんでした。
そう考えると、やはり好きな事の方が、長続きができるのではないかと思います。成長を考える時に、好きなことから伸ばしていけるのが良いのではないかと思います。
参考にさせていただいたサイト
コンフォートゾーンとは何か？コンフォートゾーンから抜け出すための２ステップ
https://mburogu.com/2018/08/28/comfort-zone/#i-2
