真面目で堅苦しくて、融通が利かない自分をどうにかしたくて手に取ったのが、草刈マーサさんの『ユーモアコミュニケーション』と言う本です。この本には、ユーモアを習慣化して、日常を面白がることができるような工夫や考え方が沢山紹介されています。
今回この本から、そもそもユーモアセンスとはどう言うことかを学んでいきたいと思います。
ユーモアセンスとは、ものの見方のこと
私は、ユーモアがある人とは面白い事を言う人だと思っていましたが、今回草刈マーサさんの本を読んで、面白いことを言う人の原点は、『面白い事を見つけている』と言うことだと学びました。
最近私は、ある人に『一生のお願い』を使いました。ちょっとしたお願いだったのですが、その言い方を工夫して、一生のお願いとして楽しくお願いできたと思っていました。その後、友人にその話をしたところ、「そのお願い、1回じゃなくて一生使えるじゃん。だって、『一生のお願い』だもん笑。次その人に、だって一生使えるお願いだもんって言ってまたお願いできるじゃん。」とコメントをもらって、私は大爆笑してしまいました。私は、一生のお願いは一生に一度のお願いだと思っていたのですが、友人は見方を変えて、一生使えるお願いにしたのです。
本と友人からユーモアについて学んで、『これを違った見方で見たらどうなるか』と言う事を考えることができるようになってきました。
むすび
ユーモアセンスとは、一朝一夕では磨けるものではないと思いますが、日々の『これをどうしたら面白く解釈できるか』と言う視点を積み重ねることにより、楽しい時間が増えていくことを学びました。
ドイツ語のユーモアの定義は、『にも関らず』と言う意味だそうです。日々感じる悲劇や不安、恐怖なども、客観的に見て面白がることができたら、苦しいと感じている人生が、今よりもずっと楽に、楽しくなるのではないかと思います。悲劇を楽しめるようになりたいなぁ。
参考にさせていただいた本
ユーモアコミュニケーション 場の雰囲気を一瞬で変える(草刈マーサさん著)