14歳でジャイアンの声優に合格した木村昴さん
昴さんは、ジャイアンの声優に合格するまで、一回も声優のレッスンを受けたことがありませんでした。しかも、最終オーディションで受けたコメントは『100点満点中7点。』オーディションに落ちたと思った昴さんですが、見事合格しました。
昴さんは14歳だったにも関らず『応募してみよう』と行動を起こしました。『声優なんてやったことないから』、『まだ中学生だから』とやらない理由を考えず、『声優になったら、友達に自慢できる』とやりたい理由を見つけて動いたのです。
徹子の部屋に出た昴さんは、とても礼儀正しく、話も上手でした。こんなにも話をすることが上手なのは、母が芸事をやらせてくれたためではないかと思いました。昴さんは、その芸事で、礼儀や人間付き合いについてを学ぶことができたのではないかと思います。ジャイアンの声優のオーディションでも、その礼儀正しさが買われたのではないかと思われます。
昴さん母の子育てから学べること
昴さんの母の言葉かけを知り、私は子どもの成績が悪くなった時『あなたは才能があるんだから、勉強も大事だけど、それ以外のことも頑張りなさい』と言ったことがないと気付きました。もし大人に前向きな言葉かけをされたら、『勉強も頑張らないとな』と思うと思います。
昴さんの母は厳しい方でしたが、それでも昴さんが母の事を『絶対に味方してくれた』と言えるのは、日ごろの言動が、昴さん自身を肯定し、応援していると言うことが全面に伝わったものだと思いました。