『子どもの心のコーチング』著者の菅原裕子さんは、『決めた枠内で気前よく与える』と言う事を勧めています。それにより、子どもは満たされ、多くを求めなくなるようになると言います。
しかし、子どもが成長していくと、高い物を要求されることもあります。そのような時は、『じゃぁ誕生日にプレゼントするね』と伝えたり、大人が買えないと判断したものは、自分で貯めたお金で買うように促すこともあったそうです。
子どもの心を満たしにくい親の行動とは
先日コルさんのブログで、コルさんのある行動が原因で、お子さんが不安定になった体験が紹介されていました。この行動は、どの年代の子どもにも影響してくると思うので、私は施設での生活で、常に意識したいことを学びました。
母が私にしてくれたことを振り返る
私の母は、私が子どもの頃から、子ども達のお腹を一杯に満たしてくれました。私がもういらないと言うまで、私の大好きなお餅を焼いてくれました。子どものころ、母の作ってくれた豚汁が美味しくて感動し、お腹が膨れ上がるまで豚汁をお替りし、幸せな気持ちで寝て、翌日消化不良で布団に戻してしまったくらい、満たされていたことを覚えています。
また、倹約家の父には内緒で、お菓子を買ってくれ、『友達とお食べ』と言ってくれたことを覚えています。いつも満たしてくれる母のおかげで、私は物に執着せず、『あるもので十分』と思えるようになりました。
参考にさせていただいた本
最初は、子どもの心のコーチングを読まれることをお勧めします。(10代が入っていない版)