私の姉はとてもしっかり者。よく考えて、自分の芯を持って生き方を貫いているので、話を聞くだけで自分も成長したような感覚になります。自分とは本当に姉妹なのかと感じるくらい強烈にすごい人です。今回はそんな姉の話について、過去の記事をまとめて紹介させてください。(2020年10月更新)
姉の価値観
姉のすごいところの1つは、お金の貯め方や遣い方。子どもが2人いるにも関らず、30代前半で、すでに自分の貯金だけで1千万円はあります。投資はせずに、節約やポイ活を徹底してこれだけ貯めたのです。
しかし遣う時はお金を惜しまずに、大切な家族との時間のためにお金をポンと出してしまう姉。姉からは、価値あるお金の遣い方を教えてもらいました。
また、頭の回転も速く、以前怒り狂った老人を黙らせるエピソードも紹介しました。
姉は、子どもの頃から理不尽なことに対しては謝らない性格でした。相手の悪いところを腑に落ちるまで考え続ける習慣があったからこそ、できた対応なのではないかと思います。姉からは、理不尽なことは理不尽だと言葉にできるくらい、考え続けることが大切なことを教わりました。
あとは、家族を応援する優しさがあります。自分のこと以上に喜び、応援してくれたおかげで、私はブログを書いている自分に誇りが持てました。
姉は子育ても仕事もしていて、忙しい日々を送っていますが、独り身の私以上に、家族に対して何かしてあげたり、時間を使って心を込めた行動をしてくれることが多いのです。私も自分の事ばかりではなく、他者を応援できるような人になりたいと思いました。
姉の子育て
姉の息子は言葉を覚え始めた頃、他の子よりも言葉数が少なかったそうですが、子育て環境と姉の努力により、歩くラジオのようによく喋る子どもになりました。
子どもが満足いくまで本を読んだり、子どもと一緒にいる時は携帯電話を最低限しか見ないと、姉は決めたことを徹底しています。私は姉を完璧に真似ることはできないとは思いますが、これだけは大切にしようと心に決めて、ブレない子育てをしたいと思いました。
また姉は、子どもが他人と接する時に、その場で必要な対応や礼儀を教えます。子どもにストレスがかからないように楽しく行動を導きながら、『こういう時何て言うの?』と言う質問で息子に適切な行動を考えさせます。
『こういう時何て言うの?』と言う言葉がしっかりと甥っ子に染みついているエピソードがこちら。まさかぬいぐるみ遊びをしている時に、「こういう時何て言うの?」と言われるとは思いませんでした。
また、甥っ子が歩き疲れた時に、姉の関りにより、車までちゃんと歩けたエピソードには感服しました。伝え方次第で、子どもの不快は楽しい時間へと変わるものだと言うことを学びました。
また甥っ子は賢い行動を取ることがあるらしいのですが、姉が日常的に考えて行動したり、息子の小さな行動に気付けることを積み重ねているからではないかと感じています。
むすび
姉のことを見ていると、信念を持って生きることの尊さを感じます。私も、大切にしようと思うことを貫く強さを持ちたいと思いました。
姉は子どもの頃、母が夜勤でいない時は、朝早く起きてご飯を作ってくれたり、家の事をやってくれ、家族を支えてくれていました。その時からいつも突っ走って、周りの人のために頑張りすぎている感じがするので、たまには、自分の時間を作って、自分のことも大切にしてほしいと思っています。