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ジョン・ボウルビィの研究 -『愛着』の発見-

今回は精神科医・作家の岡田尊司(たかし)さんが書かれた『愛着障害の克服』を参考にしています。愛着は、人が生きていく上で、子どもを育てる上で必要不可欠なものです。

今回と次回で愛着の発見の歴史についてを触れ、なぜ愛着が大切なのかを学んでいきたいと思います。

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安心感の拠り所『愛着対象(安全基地)』が、探索活動を活発にする

子どもは、安心安全を感じることができる養育者(愛着対象、安全基地)がいてくれるおかげで、不安や危険を感じたに守ってもらえると思うことができます。

いつでも守ってもらうことができると言う安心感が、探索活動を活発にさせます。探索活動とは、例えば見たことのないものに近づいて触ってみたり、同じくらいの年齢の子と一緒に遊んでみたり、新しいことに挑戦してみたり、様々な経験を積む上でとても大切な経験になります。探索活動中にトラブルがあって、自分1人では解決できない問題に直面したり怖い思いをした時に、愛着対象の養育者のもとへ飛び込むことで、大丈夫だと慰めてもらったり、対処をしてくれます。それがあるからこそ、また探索活動に取り組むことができます。次第に1人でも取り組めることができることが増えるので、愛着対象のもとへ避難することは少なくなっていきます。

逆に誰も自分を守ってくれないと言う状況であれば、果敢に挑戦などできないし、問題に対処したり感情をコントロールする能力も養うことが難しくなります。虐待を受けて施設入所した子どもは、自分の気持ちを表現することが難しかったり、社会性が乏しい場合があります。安心感の拠り所が無い状態が続くと、愛着障害となる危険もあり、愛着障害については過去の記事でも紹介しています。

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むすび

今回は、愛着の父であるジョン・ボウルビィの研究内容についてを学びました。愛着について知られるようになったのはここ半世紀ほどだったことには驚きました。また子どもの心身の成長に繋がる安心感の拠り所がとても大切であることを知り、安心感を感じてもらうためには何ができるだろうと思いました。

次回は、ボウルビィと共同で研究をしたエインズワースの愛着研究について紹介します。エインズワースは、どのような条件が、愛着の形成を促進するかについて研究しています。

参考にさせていただいた本

愛着障害の克服 「愛着アプローチ」で、人は変われる(岡田尊司さん著)

過去の愛着関係の記事

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