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社会で躓かないために、支援者や保護者にとって必要な支援とは

今回は、鈴木大介さんが書かれた『「脳コワさん」支援ガイド』と言う本を参考にしています。ルポライター鈴木大介さんは、脳梗塞により高次機能障害を患い、その後脳が正常に機能しなくなった状態や辛さを体験しました。入院中リハビリをしていましたが、退院後予期もしないことでパニックになることがあったそうです。鈴木さんが体験した困りごとをもとに、リハビリ中の支援者にとって必要なことを学んでいきたいと思います。なお、今回学ぶことは、子育てや後輩の指導にも活かせると思うので、是非参考にしてみてください。

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子育てにもリハビリ支援にも共通すること

子育てにもリハビリ支援にも必要だと感じたことは、社会に出た後、自立をした後で、立ち直れなくなるほどの大きな躓きを防ぐことだと思いました。そのために、手が届くうち、一緒にいるうちに、生きる力を育んでいくことが大切だと考えるようになりました。

施設の子どもと生活をする中で、「自立したら大丈夫かな・・」と心配していたことで、卒業後に大きく躓き、周囲とトラブルになったり仕事を辞めるきっかけになったことがあります。これは施設の子どもだけではなく、一般家庭のお子さんにも当てはまるのではないでしょうか。躓きそうなところを、一緒にいることができるうちに一緒に考えること、周りとの関わり方やSOSの出し方は、日常生活の日常会話レベルでも少しずつ伝えることができると思います。

むすび

リハビリ中にあまり問題が見られなかった鈴木さんが、退院後日常生活に大きく躓きパニックになった話を知り、『今大丈夫でも、未来が大丈夫じゃなかったらそれは十分な支援ではない』と言うことを強く感じました。

これからは、目の前の人が未来で困らないために、どのような関わりが必要かを考えていきたいと思いました。

参考にさせていただいた本

「脳コワさん」支援ガイド(鈴木大介さん著)