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思考のアンバランスは〇の癖のようなもの

今回は、鈴木祐さんの『超ストレス解消法』を参考にしています。鈴木さんは、年に5000本の科学論文を読み続け、雑誌やウェブで最新の健康科学の執筆を手掛けている凄腕の方です。たくさんの科学的に効果のあるストレス対策法の中から厳選された対策法が、本書に紹介されていると言うことになるのだと思います。

今回は、思考のアンバランスが与える影響や対策についてを学んでいきたいと思います。

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思考のアンバランスは、脳の癖のようなもの

思考のアンバランスとは、専門用語では『認知の歪み』と言います。以前の記事でそれについて紹介しています。

www.kakkoii-kosodate.info

今回悩みを抱えていた舞さんは、自分のせいでプロジェクトが失敗し、皆が『できない人だ』と思っていると思い込んでいます。このように主観で決めつけてしまうことで、ストレスが蓄積してしまいます。生活習慣病のように、慢性的なストレスが蓄積すると、結果として取り返しのつかない爆発が生じてしまう可能性があります。

本書では、思考のアンバランスは『脳の癖のようなもの』と説明しています。脳以外で考えると、例えば猫背や食事マナーなどの癖を直すためには、長い時間を必要とします。それが習慣となるまで意識し続ける必要があるからです。それと同じように、脳の癖を直すためにも、多くの時間が必要です。

私は大学時代まで、物事を極端にマイナスに捉えてしまうことが辛かったです。ですが、浅見帆帆子さんの本との出逢いで、ネガティブな思考だけに囚われずに前向きに考えられるようになってきました。この時は毎日、物事をプラスに思うことができるように日記を書き続けました。1週間や2週間ではなく、何か月と書き続けた結果、思考の癖を変えることができました。

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今回学んだ『思考のアンバランス』を変えていくためにも、1日2日で変わるものではなく、何週間、時には何か月も続けていく必要があるのだと思います。

思考のアンバランスの見直し方

思考のアンバランスを見直すための方法として、本書では様々な方法を紹介していますが、今回はセブンコラムについて触れます。セブンコラムは、臨床の中でも効果のある方法として使われています。

セブンコラムでは、次の項目を紙に書き出して、ストレスを感じた事柄に対して分析する方法です。

・状況:ストレスを与えた場所、環境、人など

・感情:その時に感じた感情を%で示す

・思考:ストレスを感じた時に、どのようなことを思ったのか

・根拠:『思考』の根拠となる、客観的事実

・反証:頭に浮かんだ思考と矛盾する事実

・バランス思考:根拠や反証の部分を参考に、より事実に基づく思考を書く

・今の気分:バランス思考を考えた結果、今の気分がどのように変化したかを%で書く

これを1~2週間続けることにより、瞬時に自分のストレスを解析できるようになるそうです。それにより、不快な感情をこじらせすぎずに対応ができるようになります。

むすび

今回は、思考のアンバランスが脳の癖のようなものであり、生活習慣病のように放置しておくと大ダメージを受けると言う話を学びました。この本は、心の不調が身体の不調と同じように扱う必要があることを教えてくれます。最近の私は、身体が健康でい続けられるように、睡眠や食事、運動をするように気を付けています。しかしこの本を読んで、運動習慣だけではなく、思考習慣を整えていくことが、心身共に健康であるために必要な事であると気付くことができました。

参考にさせていただいた本

超ストレス解消法(鈴木祐さん著)

鈴木さんは、『この本の最終ゴールは、心がどんなダメージを受けてもすぐに立ち直れる無敵のメンタルを手に入れること』と説明されていますが、1400円+税の値段で、無敵のメンタルを手に入れられるのであれば、これは熟読し実践するしかないと思いました。今回から数回に分けて、私が特に気になった内容を紹介していきますが、本書が気になる方は是非手に取って読んでみてください。