今回は、鈴木祐さんの『超ストレス解消法』を参考にしています。鈴木さんは、年に5000本の科学論文を読み続け、雑誌やウェブで最新の健康科学の執筆を手掛けている凄腕の方です。本書は、たくさんの科学的に効果のあるストレス対策法の中から厳選された対策法が紹介されていると言うことになるのだと思います。
鈴木さんは、『この本の最終ゴールは、心がどんなダメージを受けてもすぐに立ち直れる無敵のメンタルを手に入れること』と説明されていますが、1400円+税の値段で、無敵のメンタルを手に入れられるのであれば、これは熟読し実践するしかないと思いました。今回から数回に分けて、私が特に気になった内容を紹介していきますが、本書が気になる方は是非手に取って読んでみてください。
今回は、無敵のメンタルを手に入れるための超基本の対策についてを学んでいきたいと思います。
超基本の対策は『自分のストレスに気付くこと』
この本を読んで、私自身もストレスに反射的に対応していたことに気付きました。誰かに話を聞いてもらう事で不満を軽減させたり、無理矢理考えないようにすることでストレスから離れていましたが、その方法は都度思いついた事を反射的に実践していることが分かりました。
お腹が痛くなった時など体調が不調の時は、病院に行って原因を明らかにして対処しますが、心が不調になった時は何となく思いついた方法でテキトーに対応していたため、まずは自分のストレスに気付くことが大切な一歩だと感じました。
自分のストレスに気付くための方法とは
本書では、自分のストレスを客観視する方法が何種類も紹介されています。
・ストレスサーモメータ―
ストレスに点数をつけて大まかに現状をつかむ
・PSS4(パーシーブド・ストレススケール4)
4つの質問に答えるだけでストレス状態を把握できる
・ストレス・シンプトム・スケール
ストレスを抱えた人に起きやすい行動をチェックすることで、ストレスを把握できる
・ボディスキャン
自分の身体が発する異常のサインに気付く
・ストレスダイアリー
自分の心の負担を客観的につかんでいく方法。ストレスを感じた日時、ストレスレベル、持続時間、状況、トリガー、リアクションなどを細かく記載。2週間は続けることで、自分がどんな時にストレスを感じやすいか客観視することができる。それによりストレスの対処法を考えることができる。
他にも、機械でストレスを図る方法なども紹介されていました。私は今後、ストレスダイアリーを作り、心の負担を整理していこうと思います。これをすれば、見つめないようにしてきたストレスに対しても、何か変わるような気がします。
むすび
今回は、無敵のメンタルを手に入れるための超基本として、自分のストレスに気付くこと言うことを学びました。今まで私は、体調ばかりに気を遣っていたので、今後は心の方もケアしていけるようにしていきたいと思いました。
参考にさせていただいた本
超ストレス解消法(鈴木祐さん著)