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『夫のトリセツ』読了後の変化 -夫(男性パートナー)の秀悦な道具から脱するために-

今回は、黒川伊保子さんの『夫のトリセツ』を参考にしています。以前本書からは、『なぜ夫は、妻を自分の母親や手足のように扱うことがあるのか』についてを学びました。

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男性は身体拡張感覚が強いことを踏まえ、よく動いてくれる妻を秀悦な道具として捉えてしまう可能性がある事を学びました。私も彼のために先に先にと動く傾向があったため、『良い彼女』をやめて極力動かないようにと心がけました。今回はその挑戦についての一部始終です。

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秀悦な道具から脱する取り組みは、彼にとってもストレス

今回このやり取りを通して、彼は『今までは簡単に動いてくれたのに、動いてくれない』と言うストレスを抱いているように感じました。思い通りに動いてくれなくなったため、もしかしたら裏切られたと感じたり、大切にされていないと感じるかもしれません。

私自身を振り返ると、付き合い始めて3年程経つ彼に対して、今までは『してあげること』で愛情を伝えてきたように思います。しかし結婚して子育てをしている時を想像すると、いつまでも彼の手足のように動き続けることは難しいですし、指図されて動くような関係は対等ではなくどちらかが不快を生み出す関係性だと感じました。

これからは、彼にできることはしてもらうことを増やして、してもらうことを喜ぶことで、お互い助け合えるような関係性を作ってきたいと思うようになりました。彼にとってはストレスだと思いますが、続けていきたいと思います。

両者の関係性は、相互作用の結末

彼が私のことを自分の母親や手下のように扱うのは、今までは私が彼のために動きすぎてしまった結果だと思うので、動きすぎていた私にも問題があると思います。

人間関係や立場は、お互いがどのように反応するかの積み重ねで形成されていくものだと思うので、今後は自分が無意識のうちに動いていることについても丁寧に見つめていきたいと考えるようになりました。

『トリセツ』の例外

トリセツ著者の黒川さんは、数多くの言語を解析し、性差に発言の差があることを発見しました。ですからトリセツは、多くの人にとっては活用ができる傾向にあることが考えられます。しかしパートナーに攻撃性がある場合はトリセツ通りには活用できないと黒川さんは言います。極端なハラスメントや攻撃性がある場合は、距離を置くなどの別の対処が必要だと思われます。

むすび

黒川さんのトリセツの目的は、最終的にはパートナーからのストレスを軽減することや、悪く表現すればパートナーを自分の思い通りに動かすことを目指しているのだと思います。しかし本を読み解いていくと、まずは自分自身の考えや言動を変えていくことが大切であることに気付かされます。黒川さんの本を読んで、相手のマイナスな行動は自分自身が導き出している可能性も学ぶことができました。

今回は唐揚げの下味にワインを入れたのですが、今までの唐揚げとの違いが全然分かりませんでした。チリソースをかけて食べた方が美味しかったので、唐揚げにチリソースはおススメの組み合わせです。