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好ましくない親子関係 -親が勝つか子どもが勝つかと言う関係-

今回は、心理学者トマス・ゴードンさんの書かれた『親業』と言う本を参考にしています。親業からは、子どもへの関わり方について学ぶことができます。

今回は、親と子どもが対立をした時に、陥りやすい関係性について学んでいきたいと思います。

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親が勝つか、子どもが勝つかと言う関係性

親業を開発したトマス・ゴードンさんは、親と子どもの間で対立が生まれた時、殆どの親が、親が勝つか、子どもが勝つかの2つの解決方法しか知らないと言います。

私も施設で子どもと生活をしていますが、時には「約束事だから、ルールだから」と、ダメを通し続けなければならないと思うこともあります。すると子どもは、それをすり抜けられる大人を探し、その大人と交渉をするようになります。すり抜けられる大人は、他の大人からから「子どもに甘くしすぎる 」と非難されることもあると言う状況に陥る場合があります。今回は、この状況のデメリットについてを学んでいきたいと思います。

親が勝つことのデメリット

親が子どもを抑圧し、親の指示を聞かせることで、子どもは親に対して怒り、反発、嫌悪を向けるようになります。そして親の権力への対処方法を考え、敵意、攻撃性、依存性、従属性、おべっか使い、引っ込み思案などの特徴を持つことが多くなるそうです。親がダメを貫き続けることで、子どもはどうしたら大人に勝てるかを一生懸命考えるようになってしまう。親は本当は、子どもに自宅では安心して過ごし、自分のやりたいことや、頑張ることに集中してほしいのではないでしょうか。しかし、大人が頑なになって子どもを抑圧することで、子どもは親と戦うことに忙しくなると言うことが分かりました。

また親が子どものことを抑圧をすることで、子どもが本当は何で困っているかを知る機会を失ってしまい、それをどうにかする改善点も一緒に考えることができなくなってしまいます。そして、子どもが自分で自分をコントロールするための機会も失いがちです。自主的に責任ある行動をすることが難しくなると言うデメリットもあります。

子どもが勝つことのデメリット

子どもが勝つことで、子どもは利己的な子どもに育ちます。親をコントロールするために泣き叫んだり、親に罪の意識を持たせたり、悪口、非難や乱暴で衝動的であることが多いのです。そして学校の適応が難しい場合が多いそうです。学校は、大人が指示をすることが多く、自分の希望が通りづらい場所であるためです。私が学生の時、アルバイト先で他者に配慮することができず、好き勝手に働いている人がいましたが、もしかしたらその人は、自宅で親に勝つことで、自分は自由にやってもいいんだと言う万能感を手に入れてしまったのかもしれません。

そして重大な問題は、自由に振る舞う子どもに対し、親が拒絶する気持ちや苛々し怒っているのを隠し切れないことを、子どもが感じることです。子どもは、自分が本当は愛されていないのではないかと不安な気持ちになります。

これらどちらかが勝つ状況のことを、親業では『勝負あり法』と言います。この勝負あり法の特徴は、どちらか一方が、自分の意志を頑なに通そうとすることです。

では、親が勝つ、子どもが勝つ以外の方法は、どのようなものがあると思いますか。次回以降で、それについて学んでいきたいと思います。

むすび

施設の子どもと接する際、勝負あり法では子どもは本当に成長しないのではないかと言うことを感じています。ルールを守ったり他人に配慮することは大切ですが、大人が頑なになりすぎると言う姿勢が、子どもを戦うことに忙しくさせているように感じました。

参考にさせていただいた本

親業(トマス・ゴードンさん著)