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効果抜群!ムカつくあの人を黙らせる対話術

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あなたは、頭にくることを言われ、言い返せずにイライラした経験はありますか。私は頭の回転が遅く、これまでに数えきれない程悩んできましたが『ムカつく相手を一発で黙らせるオトナの対話術』を読み、相手を上手くかわす術を学びました。読んだ今からでも活かせるポイントについてご紹介します。

著者であるバルバラ・ベルクハンさんは、なぜ私達が他人の発言に対して、これ程までに反応してしまうのかを解説しています。それは、私達が他人から認められようとする気持ちがある事、またあなたの人生そのものが否定された場合は、あなたが正しいと思うことを証明するために争うと言うのです。しかし著者は、この言い争いには終わりがなく、時間と労力を使ってしまうと言います。また、相手の一言がきっかけであなたがムキになってしまったら、相手と同じ土俵に乗ることになり、それは負けを意味するため、基本は相手にしないことを推奨しています。

返し技1.沈黙

人に不愉快なことを言われた時、返事をする/しないはあなたの自由です。著者は本の中で、‘’返事をしないということは、変なことを言われた時のもっとも優れた対応の仕方‘’と言っています。

黙っていると、沈黙の利点がはっきりします。つまり、そうすることによって、その発言が宙に浮いてしまうため、いかにつまらないことを言ったかが分かるのです。(省略)ここが大事なところなのですが、何も言わなかったことを良かったと思えるのです。自分で自分を褒め、黙っていられたことに満足します。これでケンカに巻きこまれずにすんだ。あなたをやっつけようとした相手は空振りに終わった。

あなたの価値観に合わない人、あなたを攻撃してくる人に対しては、何も反応しなくても良いのです。相手にしているだけ、あなたの労力、時間、人生がもったいないのです。

先日私は、駅のホームに向かう階段で60代くらいの男性とぶつかってしまいまいました。その時怒鳴られ、謝ったのですが、男性が同じ車両に乗った時、友達に「同じ車両に乗っちゃったね」とつぶやくと、その男性はそれに反応し「何が"同じ車両に乗っちゃったね"だ!」、「次の駅で降りろ!」と私達に怒り続けました。私は友達に「私達が降りるのはもう2駅だから我慢しようね」と言うと、男性更に炎上し「良いから今降りろ!」と私達を攻撃し続けました。ここから、こちらが反応すると、相手の感情も増幅することが分かりました。もしここで私達が無言を貫き通していたら、男性の暴言は宙に浮き、男性の攻撃は収まっていたのかもしれません。

返し技2.ひとことコメントで発言を流す

本当は沈黙を使いたい、でも何か言い返したいと言う方におススメの返し方です。それは、ただ一言「あ、そうなんだ!」と返すことを著者は勧めています。

以前なら、なんとかしっぺ返しをしようとした(そして何も思いつかなかった)場面で、いまあなたはごく簡単な言葉で報いることができるのです。こんなに短い言葉で相手をかわせるなんてすごいと思いませんか。(省略)その人が何を望んでいるかなど、あなたには関係のないことです。あなたは相手を正しい方向へ導く必要もないし、もっといいものを教えてあげる義務もないのです、悠然と答えてください。「あ、そうなんだ!」

あなたは、「明日雨が降るんだって」、「昨日この付近で小さな地震があったんだって」、「今電車が遅延してるんだって」と言われた時、「あ、そうなんだ!」と答えると思います。それと同じように、他人のどうでもいい発言に対しても「あ、そうなんだ!」と返して終わりにするのです。それ以外にも、それ著者は「あらあら!」、「へぇ!」、「あ、そう」、「ほんとに?」などの返し方があると紹介しています。

施設で子どもに「そういう言い方されると、嫌な気持ちになるよ」と伝えた時のこと。子どもは「ふーん。そうなんだ。」と言いました。適当に返事をされた私はイラっとしましたが、まさにその返し方が、ストレスを感じない返し方だと気付き、子どもに感心してしまいました。

返し技3.迂回トーク

著者は、感情的になったら話題を変えることを勧めています。話題を変えることで、それまでの、話し手のどうでもいい話や、負の雰囲気を払拭することができると言うのです。話題の変え方は、

「そうそう、今思ったんですけど・・・・」

「それはそうと、・・・・」

「〇〇で思い出したんだけど・・・」

等と、あなたの方から切り出して話題を変えてしまうのです。

私は職場の飲み会でネガティブな話題になりそうだった時に、先輩職員が「そう言えば...」といきなり担当している子どもとのエピソードを話し出して、その場の雰囲気が一気に明るくなったと言う体験をしました。

この本には、他にも紹介したい、ユニークな返し技が盛りだくさんに入っています。頭にくる人がいて悩んでいることがある方には、是非お勧めの一冊です。