半年以上悩んだ子どもの『やる気問題』に光が刺した出来事

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 私は半年前から、子どもの『やる気』を維持できずに悩んでいました。それは子ども側の問題だと思っていましたが、沼田先生の著書を読み、『大人が子どもに対するアクションを試行錯誤し続けることで、子どもが進んで楽しんで学習をするようになる』ことを学び、大人の行動次第で、子どものやる気はいくらでも上げられることに気付きました(詳細はカリスマ小学校教諭から学ぶ、子育ての技に記載)。 引き続き読んでいる沼田先生の著書(本書)からは『では、具体的にどう動けば子どものやる気が維持できるのか』を教えてもらいました。

悩みに悩んだ子どもとの関わり

中学生2年生の子が「受験に向けて、まずは年明けの学年末テストを頑張りたい。志田先生には英語を教えてほしい」と言ってきたため、私は了承し、まず英語に必要な要素(単語、文法)を説明し、一緒に勉強をしていこうと伝えました。その子どもにまず単語リストを作るように伝えましたが、なかなか作業を進めず。結局私が作った単語リストで、一緒に単語を覚えることから勉強を始めましたが、それも1日で飽きてしまったようで、次に会った時には他の理由を作って、私との勉強を避ける日が続きました。過去にもそのようなことがあったため、これ以上この子との『失敗体験(勉強を頑張りたいと思ったけど、結局上手くいかない)』が続くとこの子はどんどん『頑張りたい』と言う気持ちが薄れていってしまう、と悩んでいた時に出逢ったのが本書でした。

沼田先生が教えてくれた、魔法のような方法

本書では、私が実践でかなり役立った沼田先生の魔法を紹介します。

魔法1:相手がほしいと思える環境を作る

興味がなければ、人はなかなか動いてくれません。相手を動かすには、「ほしい」「やりたい」と興味をもたせられるかどうかがカギを握ります。だから、相手が何をほしがっているかを理解しているかどうかが重要になります。指導する側が、相手のためといくら思っていても、相手が望んでいない状態では、なかなかやる気にはなりません。だから、逆に言えば、相手をやる気にして動かしたければ、「相手がほしい、やりたいと思える状況を作れ」ということになります。

 私はここから『子どものテンションが上がる要素』を勉強に取り入れれば、子どもが『楽しそう、やりたい』と思えるのではないかと考えました。そのため、

①まずは子どもを観察し、

②その子が好きな事、テンションが上がる事は何かを分析

③それを取り入れた関りをしていこう

と決めました。そこで、子どもを分析したところ、その子のテンションが上がる要素の一つに『歌・リズム』がありました。この子はいつもリズムに乗ったり、歌を口ずさんでいることに気付いたのです。そこでこれまでは「〇〇ちゃん、今日英語の勉強しない?」と普通に話しかけたのを、「〇〇ちゃん!今日は!英語!やるのかYO!テストの!範囲は!どこなんだYO!」みたいな感じで聞いてみたところ、その子もノリに乗って「どうしようかNA!わからんYO!」と返答し、その後計画を立てて勉強するところまで進められたのです。これまで勉強するしない、話し合いをするしないでつまづいていたものが進められたのです。

魔法2:相手のやる気の伸ばし方

沼田先生の下記のアドバイスを子どもとの会話で取り組みました。

相手のやる気をそのまま伸ばすには、こちらの考えを押しつけるようなアドバイスは出さないこと。自由な発想で自ら考えさせることが重要。

ノリの良い話し方を続けながら、「英語は、例えば、単語を覚えたり文法を覚えたり、教科書を覚えたりする方法があるけど、〇〇ちゃんは何から勉強したい?」と聞きました。そうしたところ、子どもは自分自身で「まずは単語を覚えたい。新しい単語の他にも覚えていないのがあるから、次はそれを覚える。過去問の前に文法をしっかり定着させたい」と言い、自ら計画を立てたのです。しかも自分で期限を決めることができたのです。私が計画を立てたときよりも、その子はイキイキとしていました。

 本書は、子どもだけではなく、社会人になっても趣味に突き進む時にも使える魔法のような技がたくさん詰まっています。やる気で悩んでいる方に、お勧めの一冊です。

 

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