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考える力を鍛えてくれる一冊

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アメリカの著作者・講演家のジョン・C・マクスウェル著書のすごい「考える力」は、私たちが雑念にとらわれず、本当に叶えたい目標を達成するための11のアドバイスをしてくれます。今回は「大局的に考える習慣」と「集中的に考える習慣」について学んでいきたいと思います。 

大局的に捉えることで、精神的に安定する

〇マクスウェルの話

マクスウェルは次のように言います。

大局的な視点を持てば、全体像をしっかりと把握できるので、つまらないことで身を削ることがない。最終的な目標を忘れる者は、目の前のことに心を奪われてしまうのだ。

例えば、子どもの成績が悪かったり、子どもが車をぶつけたりすることで、親はうんざりしてしまいますが、もっと大きな視野で『今の状態は一時的なもの』、『毎日この子が楽しく幸せに生きてくれれば幸せ』と思うことができれば、気持ちが楽になると思います。

〇志田がパートナーから言われたこと

私は最近、ちょっとしたことで拗ねたり当たったりしてしまうことがあります。その時彼は私に、『二次感情(嫉妬、怒りなど)ではなく、一次感情(嫉妬、怒りの素となる本当の気持ち)で話してほしい』と言いました。この時私は、余計な気持ちに邪魔されていて、本当に大切にしたい事を忘れていることに気付きました。

苛々したり感情的になった時は、今一番大切にしたいことはなんだったかと考える癖をつけるようにしていきたいと学びました。

集中的に考える習慣

〇集中すると言うこと

マクスウェルは、物理的なことでも、精神的なことでも、集中するとエネルギーが高まると言います。

太陽光は、帽子と日焼け止めがあれば日光浴を楽しむことができますが、その光を虫眼鏡で集めると、紙をも燃やすことができるようになります。

〇マクスウェルのアドバイス

 マクスウェルは、力を集中させ、方向性を決めるために目標を設定する必要があると言います。

私は前職で、誘われたら必ず行くと言っていいほど飲み会に参加していました。多い時は週に2、3回は飲んでいて、月に10万円以上使ってしまうこともありました。しかし、そこで得られたものは殆どなく、時間とお金だけを浪費してしまいました。

もしこの時の私が、これをしたいと言う目標を持って、職場の付き合いよりももっと大事なことに時間もお金も労力も無駄も使っていたら、今よりもっと成長できていたと思います。

また私の心に響いたのは、"大きなチャンス"のために、"小さな楽しみ"をおあずけにすると言う言葉です。マクスウェルは、残り99%のことは諦めろとも言います。

普段の生活を振り返ると、そこまでする必要のないものに時間も体力も精神力も支配されてしまうことも多いと思います。時間やお金を”浪費”するのではなく、今の自分が少しでも成長できるように、”投資”することを意識して生活をしていきたいと思いました。

本書はさまざまな「良質な考え方」について紹介しています。あなたの思考や行動の質を高めてくれる一言に、きっと出会えると思います。おすすめの一冊です。